村を襲うイノシシ
せっかく植えた 作物を
一夜で全て 食い荒らす
里のギャングに 百姓は
怒り心頭 打つ手なし
春の作業の 一番に
植えたジャガイモ 一晩に
全て掘られて 食べられて
作業は全て やり直し
猪(いのしし)害に 悩まされ
何とかせねばと 隣村
電気の柵を 張ったけど
効果あがらず 次の策
田畑を全て 金網で
囲ったまでは よかったが
行き場失い 猪(いのしし)は
我が村めがけて やって来た
河川の堤防 掘り起こし
林道の土手も 掘り返し
それでも足りずに 田畑まで
餌を探しに やって来た
慌てた村の 百姓は
電気の柵を 張ったけど
効果のほどは どうだろか
いずれは相手が 勝つだろう
時代はいくら 進んでも
農家悩ます 敵多し
猪(いのしし)熊に ハクビシン
虫にカラスに モグラまで
(日記 午前中は、猪野瀬地区の活性化案を考える。午後は、家内と里芋を植えるために、組合から借りた畑へ出かけだ。村の集団農場だ。そこで、分かったことだが、ジャガイモを植えた畑が荒らされたようだ。種のジャガイモが全て猪に食べられたNさんは、改めて、耕耘機で畑を耕し、ジャガイモを植え直していた。そのため、組合の役員が電気柵を張っていた。我が家のジャガイモは、自分の畑に植えたので今のところは、大丈夫だ。最近、特に、我が村の田畑は猪に荒らされるようになった。)