RSS
 

複合副作用

14 3月

「モノ」にはある両面
どのように便利な「モノ」にも、そのモノが持つ長所・ろてん・メリットがある。「モノ」とひとくくりにしたが、それはソフトもハードもある。もちろん政策もその一つだ。

政策を例にあげれば、政治家、特に与党はメリット面や成功面ばかり強調する。デメリットを求めたがらない。反対に野党は、与党のデメリット面を強調しメリットを認めなかったり、過小評価する。

円高により笑いの止まらない企業がある一方、原材料の輸入価格が高騰し存続を危ぶまれる企業もある。そのバランスを取り、利益を再配分する機能が十分に働かなければ、今問題の「格差拡大」や「貧困」が増大する。

それは、あらゆる「モノ」には裏表があり、メリットを活かし、デメリットを少しでも少なくする知恵を働かさなければならない。その努力が欠けてはいないかと心配になる。

北陸新幹線が金沢まで開業した。メリット面は計り知れない。経済効果も上がるだろう。しかし、市民の足である在来線の運営は厳しくなるだろう。ここにもあまり取り上がられない「副作用」がある。都会から北陸へ来る人がある一方、都会へ出る人もまた増えるであろう。その対策もまたわすれてはならないと思う。

(日記 終日、紙芝居の絵の追加作業。)

 
No Comments

Posted in 雑感

 

コミュニケーション

13 3月

タイミングよく話しかけること
知らない人と居合わせたとき、無言でいるのは私にとってはバツの悪いものだ。しかし、うかつに話しかけて相手の気分を壊すような事もしたくない。話しかけてよかったと思う事も少なくない。

「その1」私は週に一回は市営プールへ行っている。サウナの中で知らない人と無言でいるのは苦痛だ。一言話しかけたら、いつの間にか会うたびに話すようになった。今では友達のようだ。

「その2」ジャズコンサート。家内と二人で行ったが、席はばらばらにしか取れなかった。家内は隣の女生と話している。wあたしも、隣の若い男性に話しかけた。二人席にいながら黙っているよりもよほど楽しい。

「その3」出張時の新幹線の車内。隣に見知らない女性。ちょっと話しかけてみたらどんどんのってきて世間話をすることができるようになった。田舎を出て東京で暮らしているという。都会と田舎の違いも話してくれた。退屈せずに東京へ着いた。

相手を見なければならないが、人によっては向こうも話したい場合がある。時と場合にもよるが、お互いにプラスになることも少なくない。iPhoneやゲームやゲーム全盛の時代に顔を合わせて話すことも悪くない。

(日記 午前中は紙芝居の絵描き。午後は、家内とプール。何人かの知らない人と話すことができた。)

 
 

久々の紙芝居作り

12 3月

紙芝居の手直し

創作紙芝居『親鸞聖人物語』の一部分。

創作紙芝居『親鸞聖人物語』の一部分。

今月は、紙芝居上演を2回依頼されている。一つは、市内の50歳位以上の年配者、もう一つは松岡町の児童館で小学1年生から4年生対象に演ずるのだ。

今日は、大人の法の紙芝居の手直しをすると決めた。創作紙芝居『親鸞聖人物語』だ。なかなか理解しがたい話だ。歴史上の偉人の話はかなり史実とは異なる部分がたくさんあるからだ。

図書館で本を借りたが、多くの部分でいろんな説があると書かれている。しかも、宗教上の偉人なのでうかつに取り扱うことができない。そんな中で親鸞聖人の生涯を描くことは私にとっては大仕事だ。人間親鸞聖人を自分なりに描ければと思う。

それだけにやりがいもある。自分流にやってみたいと思う。少しでも、興味を持って理解していただくためには、絵の出し方にも工夫をしなければと思う。

子ども対象の方は、その点、楽だ。創作童話だから気楽にできる。いかに子ども達を惹きつけられるかを考えることは、苦労はあっても楽しい作業だ。今日は、紙芝居の手直しに明け暮れた。

(日記 朝一に、除雪機で家の横の道の除雪作業。その後は、終日、紙芝居の手直し作業。途中で、米かち。一日中、画面を見ていたので目が疲れた。夜は、「爺ちゃん勉強」。 )

 
 

3.11に思う

11 3月

復興は半ば
ここ数日間、東日本大震災の特集がテレビや新聞で続いている。沿岸各市町村の復興状況にもばらつきがある。そんな中で、福島県沿岸地域の状況は他の地区以上に深刻な問題を抱えている。

津波被害によって肉親を失われた家族の苦しみは私達の想像を超えている。また、ほぼ無期限に我が家へ戻れない人達の苦しみ、経済的な負担、いつ終わるか分からない避難生活、高齢者には特に苦痛であろう。このような災害がなくても、今、日本の地方では地方への人口移動による「地域消滅」の危機に瀕している。その上の災害だから、深刻さは私達の想像を絶する状況であろう。

そんな中で、国の対応は柔軟さを欠いているように思わざるを得ない。現場感覚を欠いた言動が多すぎるように思えてならない。避難地域などの機械的な線引きは被害者の中に対立を生んでいる。

原発についても、いろんな意見がある。必要性は分からないでもないが、その前に、やっておくべきことがあるのではなかろうか。「核廃棄物の処理方法と場所」、どんなに新しい原発でもいずれ廃炉になるのだから「廃炉技術の確立」、そして、「動かす場合の安全性の確保」が大切ではなかろうか。こうしたことが曖昧のまま、再稼働に前のめりになっている一部の関係者、政府関係者。自然災害に人災が加わらないことを祈るばかりである。被災地の人達に対して私には何ができるのだろうか、考えさせられる一日だった。

こんな中で、福井新聞の記事「拓く力」の人材・組織開発プロデューサー若新氏の発言には同感できることが多かった。
「人間そのものは高見を目指す生き物だ。経済の成長というより、文化的な成長を目指してもいいのではないか。経済に過剰に投資しすぎていないか。……。豊かな時代に必要な教育や会社の在り方は、目標を達成させることではなく、自ら働く意義を見つけさせることだろう。」

(日記 午前中は数学。午後も3時頃まで数学。その後晩ご飯までドラム練習用カラオケ作り。ずっとパソコンを見ていたので目が疲れた。でも充実した一日だった。)

 
 

高齢化社会に何ができるか

10 3月

「老人会定期総会」に参加して
老人会に入って2度目の総会。しかし、総会は20分ほどで終わった。次の健康講座まで約40分の時間がある。そこで、私は提案した。

「せっかく皆さんが集まっているのだから、テーマを決めて話し合いをしてはどうですか。」と。そして、話し合いが始まった。「高齢化が進んでいるが、私達には何ができるのでしょうか。これからもこの片瀬に子ども達が住み続けるでしょうか」などと。

さっそく新しく片瀬に入って来たMさんが意見を述べた。「勝山には若者が働く場所がない。私も、勝山へ戻ってきたが、仕事を探すのに苦労をした。県内はもちろん、県外にも働きに行きました。」と言うことだった。

他にも、仕事場がないという意見が多く出された。確かに仕事場がない。そのために、若い者は福井まで働きに出なければならない。そのうちの何人かは子どもができて福井で住み始めている。

そんな中で、私達には何がで来るのだろうか。将来の片瀬を支える子ども達とどう関わることができるのだろうか。私はすることがあると思っている。片瀬で、猪野瀬でアクションを起こしたいと考えている。

(日記 午前中は、9時半から「片瀬老人会」の定期総会。その後、健康講座。そして、軽い体操指導。そして昼食を兼ねて懇親会。終了後、ストーブを囲んで雑談。午後3時からワゴン車のリコールと12ヶ月点検。終日雪が降っていた。冬が逆戻りのようだ。夜は録画したビデオ鑑賞。)

 
 

毎日パワー

09 3月

練習の成果
何事においても「継続は力なり」と思う。しかし、子ども達にこの言葉を告げても、印象に残りにくい。そこで、私は子ども達には「毎日パワー」という言葉で説明してきた。

どんなことでも、毎日毎日続ければ大きな力になる。そう言い続けて来た。今続けている数学の参考書作りも、「数Ⅰ」は終わり、間もなく「数A」も完成しようとしている。目標の「数Ⅱ」も「数B」もこわりはお割っている。

毎日毎日続けてきたおかげだ。最近始めた「ウインドシンセ」もそうだ。h本格的に始めたのは、十日ほど前だ。いくつかのフレーズが全く吹けなかったが、最近は、そのいくつかが吹けるようになってきた。

まだまだできないところがたくさんあるが、それでも確実にできる方向に進んでいる。1年後が楽しみだ。これは何も楽器演奏ばかりではない。

文章を書くこと、絵を描くこと、楽器を演奏すること、紙芝居を作ること、身体を鍛えること、……、いろんなことがある。たとえ今できなくても「毎日パワー」で少しずつkあんせいに近づいて行くものだ。そして、その進歩が生き甲斐になるのだ。

(日記 午前中は久々に数学。少しずつ進んでいる。午後は、軽トラックのスノータイヤを普通タイヤに替えた。その後、事務所で楽器練習。ウインドシンセとドラムを練習。少し進んだように思う。午後7時より「爺ちゃん勉強」。3人の孫達はすくすく育っている。逆にこちらは……。)

 
 

「爺ちゃんバンド」の練習

08 3月

「ウインドシンセ」の試し吹き
何年か前に、「ウインドシンセ」を買って置いた。「ウインドシンセ」とは、エレクトーンの「笛バージョン」みたいなものだ。エレクトーンは、キーボードで演奏するが、音の変化は内蔵されている電子部品でいろんな音を出すようになっているのだ。

ウインドシンセは、サックスやクラリネットのように息を吹き込むことによって音を出すのだが、いろんな音を出す仕組みはパソコンのソフトだ。したがって、パソコンに接続し、さらにスピーカーで音を増幅するのだ。

この頃はセンサーが発達しているので、吹き込む息の強さで強弱を出すことができ、音に表情を加えることができるのだ。実際の木管楽器のように演奏できるというわけだ。

今日は、バンドでその「試し吹き」を行った。まだ、数回しか練習していないので、これからどうなるかだ。せめて、1年間練習してみて自分に合ってあるかどうかを考えてみたい。

やはり、練習をしなければと痛感した。でも、面白い楽器だとも思った。先ずは5月末のOB演奏会までには、2、3曲はマスターして舞台で気持ちよく吹いてみたいものだ。先ずは、指を使うので脳のトレーニングには最高だと思う。今日の練習は、3時過ぎに終わった。楽しかった。

村の白山神社の春祭り。「今年もよい年でありますように」

村の白山神社の春祭り。「今年もよい年でありますように」

(日記 今日は村の神社の春祭り。午前11時から神事。そして、直来(なおらい)。その後、バンド練習に参加。午後1時頃まで午前の部の練習。午後も練習。)

 

 
 

終日バンドの楽譜作り

07 3月

「OBバンド」に参加
今年はどうしようかと迷っていたが、「後輩達が一緒にやろう」ということで、今年も参加することになった。参加するからには少しでもバンドのレベルを上げたいと思う。

そんなわけで、楽譜を作ることになった。楽器は、トランぺット、トロンボーン、フルート、ベース、ピアノ、ギターなどにドラムや梵語、コンガなどの楽器。私はバンドで初めて使うウインドシンセ(サックス音)。

編曲しながらパソコンで音を出してみる。そしてまた作業を続ける。パソコンの画面を見ながらの作業なのでとても目が疲れた。明日は練習があるので、何が何でも今日中にしなければならない。

先日ジャズを聴きに福井へ通ったが、その道中も、同名の曲をリピートしながら聴きまくった。実際に楽器を演奏するので個人の技量がある。能力に合わせて譜面を書くのはかなり難しい作業だ。

まして私は音楽の専門家でもないので本当に苦労した。夜、遅くまでかかってようやくできあがった。明日はこの楽譜でどうなるかを試してみたい。楽しくも苦労の多い作業だった。

(日記 終日、「じいちゃんバンド」の編曲作業。目が疲れた。夜、福井の長女や孫達がやって来た。明日は両親が「用事がある」というので子ども達を置いて福井へ帰っていた。4人で川の字になって寝た。)

 

 
 

『福井ジャズ2015』三日目

06 3月

自分が楽しめる音楽
今日は、『福井ジャズ2015』の三日目。家内と二人でに出かけた。今日のプログラムは「福井ジャズ4サックス」ということで、第1部は、べース+ピア+ドラムに4人のサックス奏者が一人2曲ずつ演奏した。

 

「福井ジャズ2015」三日目。(HPより)

「福井ジャズ2015」三日目。(HPより)

第2部は 白井淳夫(A.Sax)、 上野山雅司(A.Sax)、 武田幸夫(T.Sax)、 友吉俊郎(T.Sax)の4人が、佐澤尚友(Piano)、 森岡喜彦(Bass)、 柴田英邦(Drums)と共演するものだった。

観客は、年配者が多かったように思う。ジャズの演奏曲のほとんどは、私達が若かった頃から演奏されており、どの曲も、原則、テーマのメロデイーを演奏した後、各奏者がアドリブ演奏をするものだった。

ほとんどが有名な曲であった。もしもこれが流行歌だったら、50年前の曲ばかり演奏したら、それこそナツメロ大会になってしまうだろう。クラシックはもっともっと前のものだが古くは感じない。たまには、クラシック曲をジャズにアレンジする場合もある。

聴いていながら、音楽にはいろんな種類があるなあと思ったこと。また、聴いて楽しむ音楽、演奏して楽しむ音楽等いろいろあるものだ。気分によって聴きたい音楽もまた異なるものだ。3日間、『福井ジャズ2015』に通ってみて楽しく充実した時間が持てたこと、新たな収穫を得られたことなど、よい思い出になった。

家内とウオーキングをした福井市郊外。

家内とウオーキングをした福井市郊外。

(日記 午前中は、屋根の掃除、除雪用ポンプの片づけるなど春を迎える準備。その後、楽譜作り。午後3時に家を出て福井へ。車を止めて福井市郊外を家内とウオーキング。いつもとは違う景色なので楽しかった。夕食を取り、午後6時に福井市の駐車場へ。そして、午後7時から『福井ジャズ2015』を聴きに、福井響のホールへ。アンコールを含めて9時20分過ぎに終わった。)

 

 
 

迫力あるジャズピアノ

05 3月

「馬淵侑子トリオ」と「デキシーハピネス」のコンサート
『福井ジャズ2015』の二日目。今日も昨日と同様に午後5時過ぎに自宅を出て福井の響きのホールへ。OBバンドのメンバーは、石川県の二人と私を含む県内3人の計5人が来ていた。

 

『福井ジャズ2015』のコンサートの2日目のプログラム。(HPよりカラー化)

『福井ジャズ2015』のコンサートの2日目のプログラム。(HPよりカラー化)

第1部は「馬淵侑子トリオ」の演奏。ピアノの迫力には圧倒された。ピアノの馬淵さんは、パンフレットによれば“ピアノパフォーマー”と紹介されていたが、まさにその表現がぴったりであった。

「ピアノ」、「べース」、「ドラム」の3人での演奏だが、その迫力においては、十分満足できるものであった。聴くと見るを楽しむには、やはり生でなければならないなあと改めて再認識した。

個人を最大に表現するジャズも悪くないなあと感心しながら聴いていた。次の「デキシーハピネス」もそうだが、オリジナル曲を演奏していた。いずれのバンドも有名な曲を演奏しているだけに、こうしたバンドメンバーのオリジナル曲をえんそうすることも価値があるなあと思いながら聴いていた。

この二日間、ジャズコンサートを聴いていて、ますます楽器をやりたくなったが、自分の年齢を考えるとどういうことになるのだろうか。自分のできる範囲で音楽を楽しみたいと思いながら、帰路についた。

(日記 午前中は、もっぱら楽譜作り。午後も作業を継続。午後5時過ぎに自宅を出て『福井ジャズ2015』の2日目のコンサートを聴くために福井へ向かった。途中本屋により本を買う。演奏会は、午後7時に始まり、午後9時半過ぎに終わった。帰宅したのは午後10時半過ぎ。楽しい一日だった。)