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たかが紙芝居、されど紙芝居

20 6月

演じ手の力量
  福井の病院の帰りに、子ども歴史文化館へ寄った。館内を見て回ると知り合いのKさんが特別展示の後始末をしているところだった。そこで、今、一階で紙芝居の練習をしているということを教えてもらった。 

Tさんの紙芝居の模範演技を見て指導を受ける男性(於:福井子ども歴史文化館)

  退職後、紙芝居の演じ手として活躍しているSさんが、二人に紙芝居の演じ方について指導しているところだった。一人は男性、一人は女性だった。それぞれが先ず手持ちの紙芝居を演じ、その後、紙芝居の中の重要な場面を、Sさんが演じ、その後それぞれが改めて演ずるという方法で指導しておられた。

  同じ紙芝居を演じても、演じ手の力量によって面白さは大きく異なることを目の当たりにした。それぞれが、2作品ずつ計4作品を演じるのを家内と二人で見学させていただいた。 

  紙(絵)の引き方、声の大きさ、セリフのスピード、登場人物の演じ分け、間の取り方、……などによって、紙芝居の面白さはずいぶん変わるものだということを改めて知らされた。 

  私達も紙芝居について、いろいろ勉強してきたが今日もたくさん勉強させていただくことができた。紙芝居は一つの絵でたくさんの地の部分を読み、セリフを語るのだ。 

  その間、見ている者は、同じ絵を見ながら語りを聞いていろいろ想像することになる。ということは、演じての力量によって紙芝居の魅力は決まるのだ。 

創作紙芝居『タン吉・コン子の旅日記』。

 

 私達の場合、紙芝居を自分で作り、二人で演じるのだ。このような特長を活かした紙芝居を演ずることができないか、今後勉強したいと思う。また、ストーリー性のある紙芝居だけではなく、社会的な問題等も紙芝居にしてみたいと考えている。 

  学習紙芝居も考えられるし、ハウツウ物も紙芝居にできるかもしれない。言葉だけで語るよりも絵を加えることによって理解しやすく、セルフを入れることによって楽しさも倍加するのではないかと思う。  

 「たかが紙芝居、されど紙芝居」である。今日、偶然立ち寄った福井の「子ども歴史文化館」での紙芝居の練習会を見学させていただいて、改めて紙芝居の魅力を知ったという次第である。 

(日記 午前中、福井の病院へ行く。その後、福井で外食。買い物の途中で立ち寄った『子ども歴史文化館』で紙芝居の練習会を見学させていただいた。指導者Sさんが男女二人に指導して 

創作歴史紙芝居『白山平泉寺物語』。

 

いるところだった。紙芝居の魅力を改めて知ることができた。帰路、ホームセンターで花の苗や栽培用の土を買った。竹プランターによる「花の咲くまちづくり」作戦第2彈のためだ。午後7時半より和太鼓の練習。今日も新曲のフラダンスを練習した。和太鼓に共通する部分があった。) 

創作紙芝居『ナマズのテツ』。

  

手具を使ってフラダンス『カイマナヒラ』の練習。

 
 

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