RSS
 

Archive for 6月 24th, 2012

『敬老会』に思う

24 6月

いかに現役を貫くか
   今日は猪瀬瀬地区の敬老会。区長会はその準備に当たるために午前9時に猪野瀬公民館に集合。先ず、玄関に紅白の幕を張ることから準備開始。そして会場準備終了。

私達にも役だった健康講座。口の中を清潔にしておくことがどんなに大切かがよく分かった。

  バスが次々とやって来て招待されている地区の77歳以上の高齢者の皆さんが会場に集まり始めた。およそ100人ほどだった。そして、午前10時半より講演開始。『口の健康が全身の健康づくり』と題して歯科衛生士のYさんの講演があった。

 私も、講演を聴いていたが、目から鱗の部分もあった。Y先生の講演によれば、高齢者の死亡原因の第3位は「肺炎」だというのだ。そして、その肺炎の多くは、「誤嚥性肺炎」ということだった。

  誤嚥とは、食べ物や異物を気管内に飲み込んでしまうことだ。寝ている間に、口腔内分泌物や胃液が少量ずつ肺内へ吸引される誤嚥が多いとのことだった。そして、この誤嚥にあわせて細菌が吸引され、肺炎が引き起こすということで、高齢者や脳卒中患者に多くみられるとのことだった。

  口の中を清潔にしておかないと、億単位の細菌が寝ている間に肺の中へ侵入し、それが肺炎を引き起こすのだという。そして、それが、最近死因の第3位に浮上しているということだった。寝る前に口の中を清潔しておきなさいということだ。役に立つ話だ。

『さわらび会』による歌謡劇『達者でナ』。ユーモラスな演技に拍手多数。ちなみに我妻は馬の前足。

 その後、市長や県議、市議を来賓として迎えて式典。その後、女性陣と一緒に、弁当や飲み物を並べた。そして昼食。しばらくして、演し物が始まった。一番手は南幼稚園の園児による踊りや歌。子どもは可愛い。孫の年に当たる子ども達だった。

 その後、おばさん達によるハーモニカバンド。懐メロを演奏していた。最後に、家内達『さわらび会(食生活改善推進員)』による歌謡劇『達者でナ』と踊り『勝ち山ほがらか音頭』だった。さわらび会の皆さんの演し物は、今や猪野瀬公民館行事の定番になりつつある。

  高齢者の皆さんを見ていると、今でも現役で野菜作りや花作りに取り組んでいる人が少なくない。働くことで、家族の役に立つことは、生き甲斐や健康作りにつながる大切なことだと思う。

  自分の地区の敬老会への参加者を集計したが、該当者の何人かは、施設等に入っていて参加できない状態であったし、自宅にいても長時間の講演や昼食、余興などに耐えられないということで欠席する人も少なくなかった。

  高齢者になるほど、その年齢に合わせた体操など身体を動かすことが必要だと思った。高齢者には、レクレイションなどで身体や頭を使うことは、遊びではなく、仕事と同様に価値あることだと思った。周囲も理解する必要がある。

歌謡劇の衣装でさわらび会十八番の『勝ち山ほがらか音頭』の踊り。

(日記 午前9時から午後2時まで『猪野瀬地区敬老会』の裏方を務めた。演し物に出演した「さわらび会」の皆さんも楽しそうだったのがよかった。午後3時頃から『親父バンド』の練習。福井・大野・春江などからメンバーが集まって、私の事務所のミニスタジオでバンド練習。その後、『敬老会』欠席者の家へ出向きプレゼントを配って歩いた。いつまでも元気でいてほしいと願うばかりだった。)