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Archive for 6月 1st, 2012

自分の「物差し」で生きる

01 6月

地域固有の生き方を
  近年、あちことへ出かけると画一化した家並み、コンビニ、スーパーなどがあって、地域の個性が薄らぎつつあるように思う。そんな中で、敢えて地域固有のものを見つけて売り出すことはできないのだろうか。

  それには、知恵を絞らなければならないと思う。「よそがやっているから自分たちも……」では“二番煎じ”になってしまう。今のような混沌とした時代には、「本物」でなければ人に伝わらない。

  所で、「本物」とは何だろうか。地域が長年伝えてきたもの、またはそれらの発展形、あるいは、創造(想像)したもの、時間をかけたもの(スローフードなども)、……いろいろあるのではなかろうか。

 「食」を例に取れば、地域独自の食材を使い、地域が長年伝えてきたもの、時間をかけて作ったもの、味に独特の個性があるもの、……、そして作り手が美味しいと思えるもの、作り手が自信を持って薦められるもの、そういうものがあるのではなかろうか。

 本物ならば、価格は多少上がっても、アピールできるのではなかろうか。安価な食品、ファーストフード、画一的な味にならされすぎてはいないか。私達は、大量生産によって価格の安いものに飛びついているうちに、どんどん本物を失っていってるように思う。

 ここは一つ、他のモノマネではなく、独自のものを生み出す努力をしなければならないのではないか。画一的な価値観でものを見るのではなく、自分の目でちゃんと見て、自分で評価しなければならないと思う。

 押しつけられた価値観でものを見ているうちに、自分自信がが見えなくなり、自分の住む地域が見えなくなル。そして、路頭に迷い、とにかく都会へ脱出するという考えの人が少なくないが、それではどこへ行っても安住の地は見つからないだろう。

  私は、自分の物差しで、自分が納得するように生きていきたいと思っている。都会は遊びに行くときだけでよい。地域で気持ちよく生きていくには、「過去を生きず、」現在を生きる」ことが大切だと思っている。

 人とのつながりを大切に生きるには、変なプライドを捨てなければならない。知らないことは、自ら頭を下げて相手に聞くことも大切だと思う。これからも、今まで以上に幼児からお年寄りまで気軽にコミュニケーションをとれる人間になりたいと思う。

 ここ1,2年、職場から開放されて時間ができたお陰で、いろんな人達と対話をする時間がぐっと増えた。対話をする場合、村では、私はだいたい「聞き役」だ。地域の昔のこと、作物の作り方、いろんなことについて教えていただいている。そして、これが楽しいのだ。

  これからも、自分の物差しで、考え、判断し、楽しく、「晴耕雨パソ」で納得した生活を送れたらと思っている。そんな中で、少しの創作活動も加えて。

笑いの絶えなかった“竹げたムカデ競争”の試運転。先頭は家内、真ん中はMさん、一番後ろで笑っているのがMさんの小2のお孫さん。

(日記 午前中、明日の楽譜作り。明日は、ハワイアンギターを弾くことと、山頂のオカリナグループの伴奏をするからだ。家内が、「明日娘が孫を連れて来るので蕗の煮物を食べさせてやりたい」と言い出した。そこで、二人で、蕗を取りにでかけた。山を下りてから、運動会に使う竹をもう一本もらってきた。午後も、楽譜を作り、ハワイアンギターで練習。この楽器の演奏するときには、あまり楽譜を見ることはできない。よそ見をすると手元が狂うからだ。暗譜した方がよいのだが、簡単にはできない。ギターの方は、楽譜を見ながら弾くことができるので安心だ。夕方、明日のために、市営プールへ出かけてアンプの調整をしてきた。帰宅すると、Mさんとそのお孫さんが用事で来ていたので、家内と一緒に運動会の「竹げたムカデ競争」の試運転をしてもらった。小2のお孫さんが終始楽しそうに笑っていたので安心した。楽しかったのだろう。)

 
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