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他人のために花を植える

04 6月

回り回れば自分のために
  たとえばの話しだが、60戸の村で、それぞれの家が表通りに花を植えたり、飾ったりしたとしよう。村内を歩けば、誰もが59戸の家庭の花を眺めることができるのだ。自分のためにだけ花を植えたとしたら、自分はその植えた花しか眺めることができない。

  しかし、このことを「言うは易く、行う葉難し」である。なかなか理解されないのではなかろうか。分かっていても、他人のために生きることが自分の快適さにつながることを実感できないと、簡単には私のこの運動は広がらない。しかし、私は今この方法で「花のあるまち」を目指している。

また、竹を選んだ理由は、
 「村内の竹林が荒れていること」
 「竹のプランターは用が済めば自然に帰すことが出来る。」
 「竹の緑に花は似合うこと」
 「加工が簡単である。」
など様々な理由がある。
  そして、村内で入手しやすい竹を多くの人が使っていることで区民の一体感が生まれやすいのではないか。昨日集会所の前に置いた竹プランターに水をやりながら、そんなことを考えていた。

  次のアクションは、先日、九頭竜森林組合の勝山工場で見た木材だ。木材と言っても、製材で柱などを取った残りの木材だ。長さは4mあり、厚さは7cmほどだ。これが一本150円だ。とても安価だ。木の皮が付いた部分もかなりある。

  「花のある町」づくりの第2段は、これらの木材を使って木製のプランターを作り、それに花を植えることだ。農家組合長(村の3役の一人)で大工のY さんが、昨日の竹のプランター作りでも活躍してくれたが、今度も、全面的に協力してくれることになっている。

 子ども達が、一人で1~2個の木製プランターを作り、それらを表通りに並べるのも楽しいことだ。区民の誰もが、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と思って行動していただけたら村も少しは活性化するのではないかと思う。

今は小さな花だが、早く成長して付近の人を楽しませてほしい。

(日記 午前中、区長の事務的な仕事の処理。午後は、家内と二人で、家庭菜園の畑の作物に水をやり、ちゃんと支柱にくくりつけた。エンドウとキュウリが初めて収穫できた。自家製の野菜は特に美味しい。また、家内は道路沿いにある土管型のプランターに花を植えた。信号が赤になった場合は、ここに植えた花は特によく見える位置にあるのだ。午後7時半より『オカリナ教室』だ。秋以降の「オカリナコンサート」の開催について話し合った。)

今年収穫した最初のキュウリ。

 
 

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