競争相手のいない企業のお上的体質
東京電力は、お上的体質が抜け切れないようだ。大口契約者は、契約期間内ならば値上げを拒否できることになっているそうだが、それを隠して(そう取られても仕方がない)あいまいな形で値上げ通知を出したためにそれがばれてしまった。
そのため、値上げを拒否して契約しなかったら「電気を止めるぞ」と言い始めた。選択権のない者に対する横暴な言い方だ。値上げをする前にすべきことがたくさんあるのに、それらを棚に上げておいて、「値上げは権利だ」という。
都合の悪いことは曖昧にし、都合のよいことははっきり言う。このような手法を「東京電力文学」と東京都の猪瀬副知事は言う。なすべきことをやらないで曖昧にし、「増税」には政治生命をかけるという今の内閣も、よく似たものだ。
増税に踏み切る前に、自ら身を切る改革をなすべきだが、ほとんどできないでいる。いまの政府もまた「東京電力文学」に染まっているように思われる。
議員定数削減も簡単にはできそうもない。それぞれの政党の思惑があるからだ。あちらを立て、こちらを立てているうちに、国家がひっくり返りそうだというのに、何も実行できないでいる。しわ寄せは国民に向かうことになる。
最大野党の自民党もまた衆議院の解散を迫るが、その時期を図りかねている。それは、下手に解散したら「大阪維新の会」の猛攻を受けそうだからである。国民よりも党の利益、自分の選挙を優先するからだろう。
そろそろこの「東京電力文学」も国民からそっぽを、国民の鉄槌が下されることになるのではないか。国民の利益を優先させる真の政治家、真の政党は登場しないのだろうか。
今の政治の仕組みでは、簡単に世の中は変わりそうにない。どの党が政権をとっても「官僚の手のひらで踊る」ことになりそうだ。政治主導というのは簡単だが、官僚を使いこなせるリーダーは今の日本では生まれそうにない。
政治屋ばかりで政治家がいないからだ。時代は「真のリーダー」を求めている。
「出でよ!平成の坂本龍馬!!」
(日記 午前中、区の合同会議の案内配りで、地区内の役員、各種団体長の家を回る。午後4時より「親子和太鼓教室」。新曲がかなりできるようになった。午後5時半より公民館に集まって、『猪野瀬区長会の歓送迎会』のために料理屋へ行く。最初に、会議があり、私は猪野瀬区長会の副会長に任命された。その後、懇親会。新しい仲間ができつつある。猪野瀬地区のために少しでも何かができたらと思う。 )