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Archive for 3月 28th, 2012

春の足音

28 3月

間違いなくやってくる春
     自然界の動きをみていると春の足音が確実に聞こえてくる。冬と春の気持ちの切り替えは、我が勝山では「左義長」が一つのタイミングかもしれない。左義長の頃は、名残雪がちらちらと降るにもかかわらず。

   あれほどあった雪も、かなり解けてきた。我が家では、日当たりのあまりよくない家の後ろ側にはまだ雪が残っているけれども、家の前の雪はほとんど解けてしまった。

  畑の雪もほとんどが解けている。除雪機でうずたかく積んだ雪を残して。雪の下から、水菜の緑が顔を出し、もうすぐ食べ頃となる。大好物のエンドウも芽を出している。タマネギも昨年暮れに芽が出始め、その芽が雪に耐えて春の成長を待っている。

  たくさーん植えた(村一番かも)ニンニクも雪の下で頑張り、さらに成長しようと待っているようだ。初めて植えたそら豆も期待の作物だ。イチゴはジャムを作るほど実るだろうか。これらの成長を楽しめるのが春だ。

  もう、冬のつらさを忘れている。忘れて春に期待をしているのだ。だから冬が来ても耐えられるのだ。どんなに雪が降っても、月日が経てば春になり、いろんな収穫が期待できる作物が待っていてくれるのだ。

  春の収穫を期待できるものは、畑ばかりではない。今なら土手に、たくさんの蕗の薹が出てきている。そして、山菜のシーズンがやってくるのだ。ワラビ、ゼンマイ、タラの芽、蕗……、どれも大好物だ。

  春はまた、人事異動のシーズンでもある。今朝も教職員の人事異動が載っていた。異動とは無縁の生活を送っているが、それでも、何となく心が騒ぐ。知っている後輩達の昇進を見ていると、ずいぶん時間が経ったのだなあとも思う。

  まだまだ気温は低いが、少しずつ暖かくなり、クーラーがほしくなる夏も控えているのだ。四季がはっきりしている地域に住んでいるから、生活にメリハリができる。

 人も含めて、全てのものの「良さ」を見つけながら生きていきたいと思う。人や地域の不満や不便な所ばかりを見つけて生活するよりも、よいところを見つけながら生活する方が遙かに精神的によい。

(日記 午前中は部屋の片付け。その後、雪で折れた木や竹を車に乗せて大野にある清掃センターへ運んだ。午後も、部屋の片付けなどを行った。その後、明日我が家で行う区の「新旧役員連絡会」の資料作りを行った。孫達は、母親の実家へ出かけた。)