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Archive for 3月 26th, 2012

仕事で私が大切だと思うこと

26 3月

Yさんのメールに応えて
 私は予てから(学校教員時代から市教委時代にかけて)仕事では三つのことが大切だと思ってきました。そして、それは今も変わっていません。それは次の三つです。

  事を行う場合、重視したいのは、「現状分析」・「前例改善」・「内容重視」の三つです。「PDCA」サイクルが大切だと世間では言われていますが、私は前者の方をとります。

  「DO」はどちらも当たり前です。実行するために考えることですから。

 先ず事を為す場合、現状がどうであるかをよく分析しなければならないと思っています。現状分析が十分でないままではしっかりした計画を立てることはできないと考えています。

  役所時代にも、「我が課は何のためにあるのか」をよく考え、「現状はどうなのか」をよく分析して「何を優先すべきか」をよく考えてほしいと訴え続けました。何も考えずに、「前例踏襲」でも格好はつきますが、進歩はないと考えています。すなわち、前例踏襲は退歩です。

  従って、私の意見は、現状をよく分析し、「何を継続し、何を改善していくのか(前例改善)」をよく考えて行動に移ってほしいと願っています。運動会であろうと文化祭であろうと、地域の行事であろうと何であろうと、どこかによりよくするための改善の余地がないのかを考えるべきだと思っています。

  さらに、実行に当たっては、形式を重視するのではなく、「内容を重視」してほしいと願っています。子ども達に何かをやらせる場合、大人が全て段取りをして、子ども達をそれに従わせれば見かけはよくなるでしょうが、子ども達が得るものは少ないと考えています。

  Yさんの取り組みは、そうした観点からも、素晴らしいと思っています。昔は、親が忙しくて子どもにかまっている時間はあまりありませんでした。また、「もの」も十分になかったために、子ども達が創意工夫を凝らして遊んだり、作ったり、学んだりせざるを得ませんでした。

 その分、想像力や創造性が育ちました。今は、子どもの全ての活動に大人が関わり、子ども達は、いつも指示を仰ぐ立場になってしまいました。昔に戻ることはできませんが、今の子ども達にも、企画の段階からいろんな活動に参加させたいものです。

(日記 午前中、部屋の片付け、資料整理。思い切って捨てられたらどんなにいいだろうと思いながら、それができない自分がいる。午後は大野のY整骨院で治療を受ける。夕方は、ウクレレ奏者、島袋氏の「フラガール」の楽譜をパソコンに入力する。ウクレレが弾けたらいいなあと思う。あれもしてみたい、これもしてみたいと気が多すぎる自分を持てあましている。)

 
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