『すこやかフェスタ』に参加して
「福祉健康センターすこやか」で『第33回のすこやかフェスタ』が開催された。私は、区長として式典に参加した。その後、表彰式があり式典は終了した。
続いて、心理カウンセラーSさんの『思いの力・ことばの力』と題した講演が行われた。とてもわかりやすい講演だった。そして、納得できる部分が多かった。以下、自分の心に残った部分を列挙すると、次のようなものがあげられる。
・お互いにを認め合うために、思いをのせて言葉を届けよう。
コミュニケーションとは、双方向に想いを伝え合うことだと私は考えている。一方向の場合、それは連絡や指示、命令であってコミュニケーションとは言えない。
・私達はお互いを映し合う鏡
自分がどう映っているのか、鏡を持たない人が増えている。自分がどう他者から見られているかがわからない。そのため、偏った方向へ進む人が少なくない。政治家、官僚、時には企業の代表者や教員、学者……。そのため、ムラを作って他者を煙に巻く。
・思いの力・ことばの力~力を奪う or 力を与える~
言葉によって,相手を傷つけることもあれば、相手に勇気を与えることもできる。同じ言葉でも、相手の状況によってはどちらにもなる。できることなら、相手を勇気づけ、励ますような言葉を発したいものだ。
・「ほめよう」ではなく、「みとめよう」と意識する。
人をほめようとすると無理が出る。認めようとするには事実だけを述べればよい。「よい子だ」などを言われると「よい子を演じなければならない」ことになり、負担になる。それぞれの行為の瞬間によさを認めれば負担にならない。
・さざ波効果~こちらのあり方が周りに与える力~
相手に期待したり、直接、相手を説得するよりも、自分のあり方によって相手を動かす方が効果は大きいだろう。かつて別の講演会で、「情熱は伝染する」と講師が話したのを今も鮮明に覚えている。相手に影響を及ぼすのは、言葉よりもさざ波効の方が大きいかもしれない。
旨く説明できないが「言葉の持つ力」を再認識した。私達は、安易に、無神経に言葉を使うことがあるが、使い方によっては相手の力を奪うこともあるだろうし、相手に勇気を与え、励ますことにもなる。私にとっては、興味があり楽しい講演会であった。
(日記 午前中、「福祉健康センターすこやか」で行われた「すこやかフェスタ」の式典に参加し、その後講演を聴いた。センターの内外では、様々なイベントを行っていた。多くの知り合いにも出会った。午後は、疲れて昼寝。午後4時から「親子太鼓教室」。楽しい時間だった。その後、明日のむらの「林道草刈り」のための準備。参加者全員のお茶を購入し、集会所の冷蔵庫に保管。残念ながら明日は雨らしい。夕方からポツリ、ポツリと雨。)