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Archive for 6月 7th, 2012

新曲発表

07 6月

想いをどう伝えるか
  私は、全くの素人ながら歌作りを趣味としている。自分一人で作詞・作曲をする場合は、「何を伝えたいか」という想いを重視している。これまでいくつかの歌を作ったが、ふるさとへの想い、家族への想い、少しオーバーだが国へ想い等をテーマにしている。

子育て支援センターで新曲『カン・カン・カンガルー』を発表。家内が歌い私がギターで伴奏した。

 数ヶ月前に、子育て支援センターの職員から歌作りを依頼された。子育て支援センターの存在を知らしめるには歌は役立つかもしれない。しばらくして、詞が送られてきた。完全に歌になっているもの(替え歌)や箇条書きにした保護者からの数枚のペーパーなど様々である。

  それぞれに保護者の想いがメモされていた。歌を作る場合、誰の視点で詞を作るかだ。今回は、この支援センターを利用する幼児(0~3歳)の視点でつくることにした。

  難しい言葉はほとんど使えない。簡単すぎて歌にならないのではとの心配もあった。しかし、その歌を発表する日は今日と決まっていたので、とにかく歌にしてみた。

  私は、歌作りに関してこの頃思うことがある。地域の歌や施設の歌を作る場合には、作詞はなるべく地域の人や施設の人に考えてもらいたいと思っている。そうしなければ歌に対する愛着心が湧かず、歌い継がれることはないからだ。

保護者にも新曲を一緒に歌ってもらった。

  必ずしも、字数を合わせて詞を作る必要はない。最も重要なことは、歌に込めたい想いだ。想いがあれば、多少曲が貧弱でも言いたいことは伝わるものだと思っている。そういう意味では、恋愛、恋、別れ、港などを歌った演歌は難しい。人間同士の愛ならば作れるだろうが。

  東日本大震災以降、私は、多くの人達を勇気づける歌ができないかと考えている。しかし、これは簡単ではない。被災された方々の想いを歌にすること、そして、多くの方々に勇気を与えることは今の私の力量でできるだろうかと思う。

  もう一つは、今の政治に対する怒りだ。国内外の指導者は国民を置き去りにしているように思う。そこで、関係者に対して直接的ではなく、間接的に訴えることができないか途考えている。

 例えば、『帰ってきた酔っ払い』のように、宇宙人の声を「速回しの甲高い声」で表現し、宇宙人に語らせるという手法だ。人は、第3者の目で見つめられると気がつくことが多い。

 遠くから見ると、“水の惑星”と言われるだけに、ブルーでとてもきれいだ。宇宙人は、きれいな星を見つけたと喜ぶが、近づくにつれて、地上では、地球人が私利私欲に走り、争いばかり。さらに近づくと、ゴミや廃棄物が散乱し、水も汚れている。「こんな星は住むところではない」と言って逃げ出すというストーリーだ。

  暇にまかせて、こんな事を考えていた。困難ではあるが、「おわら風の盆」をテーマに演歌も作ろうとしている。苦手な恋愛の分野だ。メロディーは数ヶ月前に完成している。ここで自分は本当は何を言いたいのか、定まっていないので、歌詞葉1番しかできていない。それにしても、歌作りは楽しい。

上左:私の畑の里芋。 上右:ようやく芽を出した片瀬特産のショウガ。 下左:タマネギの試し掘りをする家内。 下右:試し掘りしたニンニク。

(日記 午前中、子育て支援センターで、歌作りを依頼されたセンターの歌『カン・カン・カンガルー』を家内と一緒に発表。帰宅して、里芋の畝の草取り。その後、タマネギとニンニクの試し掘り。帰宅して昼食。家内と二人で山へ蕗採りにでかけた。下山してから、家庭菜園へモーターで川から水を上げた。午後7時から猪野瀬公民館で行われた自衛消防隊の防災訓練の会議に出席。引き続いて、区長会に出席。議題の中心は、敬老会についてだった。朝から、かなり変化に富んだ一日だった。)

  

左:蕗採りの合間の山での休憩。空気が旨い。 右:収穫した蕗を洗い“キャラブキ”を作る準備をする家内。