団子まきに孫が全員集合
今日は、『釈尊涅槃会』のだんごまきの日だ。役員はじめ関係者は午前9時に神社へ集合。昨日までに作った団子を飾り付け、幕を張り、椅子や座布団を並べ、ストーブを準備して開会を待った。
午前10時過ぎに、かなりの人が集まった。わが家でも横浜の家族(長男は仕事のため横浜へ戻った)4人、そしてたまたま帰ってきた長女と二人の子供が参加した。私たち夫婦を合わせると全員で9人だ。偶然5人の孫たちが全員参加した。
最初に奉賛会の代表より挨拶があり、住職による読経が行われた。その後、参拝者全員が焼香を行った。そして、いよいよ団子まきだ。団子をまくメンバーは、「芋と生姜と旨い米」と襟に書かれた銭太鼓の法被を着用した。
私もそのメンバーの一員として、団子をまいた。参拝者から「こっち!こっち!」と声がかかった。その方めがけて団子をまいた。最後に住職が挨拶し、区長の閉会の挨拶で団子まきは終わった。
最後の住職の挨拶のときに、私が昔書いた詩「昭和の子供たち」を紹介しながら挨拶された。その詩の中には、昭和時代のモノのあまりなかった時代の生活が書かれていた。釈尊の物欲に対する戒めとを対比しながら挨拶された。
確かに平成の今は、多くの人たちが「欲」に動かされて行動している。原子力もまた欲望の果ての産物であるかもしれない。持続可能な社会を目指して私たちは際限のない物欲を捨て、精神的な豊かさを目指すべきではなかろうか。
・・・・・・・・・・・・・(ネットより)・・・・・・・・・・・・・・・・・
「釈尊涅槃会」は二月十五日のお釈迦様のご命日にお釈迦様のご供養を行います。涅槃会では仏舎利の代わりとしてお団子をおまきします。皆様には「団子まき」として親しまれてきました。涅槃だんごは古くから身につけて山での御守り、交通安全の御守りとしてもご利益があるといわれ、またお団子を頂け
ば、一年間無病息災のご利益があるとして珍重されていました。
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(日記 午前9時より団子まきの準備のため佛母寺へ行く。10時より「釈尊涅槃会の団子まき」が始まった。我が家では孫全員が参加した。午後5人の孫たちがいて、なんとなく過ごしてしまった。夜、家内と一緒に5番目の孫を風呂に入れた。わが子を風呂に入れて以来35年余りが過ぎたことになる。あのころは子育てに必死だった。今は、余裕を持って孫たちと接することができる。)