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「政治主導!?」

13 1月

「増税暴走内閣!」「増税猪突猛進内閣!」との声が聞かれるが
  今日、野田総理は内閣改造を行った。新たに入閣したのは5人。そして、12人が留任した。最優先課題である「社会保障と税の一体改革」を進める副総理兼一体改革担当相には、民主党の岡田克也前幹事長を起用。

  問題の多かった防衛相には、田中真紀子元外相の夫で小沢一郎元代表にも近い田中直紀参院議員を登用。ニュースに寄れば防衛問題については素人のようだ。

  しかし、評論家によれば、増税に批判的な小沢氏の配慮を見せながら、小沢氏と真紀子氏の分断を狙っているのではないかとのことだった。

  いずれにしても、増税へ向けて突進しそうな布陣である。一方、テレビなどでは「公務員制度改革を含む行政改革」をやって、政治家自らも努力している姿勢を見せないで、増税路線を突っ走ろうとしても無理ではなかろうか。

  24日に召集予定の通常国会は、消費税増税をめぐって衆院解散・総選挙含みの厳しい政局が予想される。前途洋々である。

  大臣とは何か?素人目にもそれぞれの省庁を仕切るだけの能力はなさそうである。それは、ここ数年の大臣の発言を見てもよくわかる。官僚のおかげで辛うじて対面を保っているだけの人が少なくない。

・・・・・・・・・・(インターネットより)・・・・・
政権交代後の民主党の目玉事業として注目された行政刷新会議による「事業仕分け」 が行われ、財務省管轄の「国家公務員宿舎」が税金の無駄遣いであるとして 事業仕分けの対象となり、緊急を要する建て替えを除いては「凍結」という結論が出ました。
しかしそこで凍結されていた公務員宿舎建設はいつの間にか凍結解除。埼玉県朝霞の米軍基地跡での公務員宿舎建設は、2011年9月1日にあっさりと着工してしまいました。凍結解除を了承した時の財務大臣は、このたび新しく総理大臣となった野田佳彦氏です。
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  官僚の世話にならなければ、何もできない多くの大臣が「政治主導」を叫んでも、実際には事はそんなに簡単には運ばない例のようです。

・・・・・・・・・・(インターネットより)・・・・・
報道によると、柳田法相は14日に広島市で開いた国政報告会で、こう述べたという。「法相はいいですね。(国会答弁では)二つ覚えておけばいいんですから」具体的に挙げたのは
・「個別の事案についてはお答えを差し控えます」
・「法と証拠に基づいて適切にやっております」
というフレーズ。特に、「個別の事案については…」という言葉については、「これはいい文句ですよ。分からなかったらこれを言う」と話していた。この答弁でだいぶ切り抜けた、とも自慢げに語った。
実際に、柳田法相はこの二つのフレーズを国会答弁で39回も使ってきたことが、自民党議員によって明らかにされている。
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  当然このときも、野党や国民からひんしゅくを買い辞任に追い込まれた。政治指導など夢のまた夢だと思ってしまう。このような状況が続くと、政治家は官僚の手のひらの上で辛うじて踊っているようにしか見えない。

  これでは、「大阪維新の会」が躍進するのも無理はない。“増税に関しては、政治が信頼を取り戻したときにやって貰いたい。それができないうちは、増税なんてとんでもない。”

  最近のテレビや国民の論調はこのようなものではなかろうか。

人助けをするトリケラトプス(狸のタン吉)

(日記 終日、紙芝居の絵を描いていた。肩と目と腰がおかしくなったので家内と二人で市営プールへ。少し、凝りがほぐれたようだ。途中で、一度描いた絵を消してしまい、泣く泣く書き直した。おかげで今日のノルマの3枚は不可能になってしまった。)

 
 

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