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季節は巡る

30 12月

今日は餅づくり
我が家には、餅好きの者が多い。私もその一人だ。毎年、30日頃に餅を作ることにしている。本当は、餅をつくと言いたいところだが、この頃は餅つき機を使っている。

みんなでお鏡さんや雑煮の餅づくり。

みんなでお鏡さんや雑煮の餅づくり。

思えば、高校時代以降は男手と言えば自分しかいなかったので、臼を使って杵で餅をつけるのは私だけだった。今よりもたくさんの餅をついたので、餅をつき終わった後は手が震えて字を書くこともできないくらいだった。

今日は、長男家族と、長女家族が集まって、餅を作った。終わった後、「黄な粉」「あずき」「大根おろし」で食べるのが、我が家では恒例になっている。こうした行事を省略しないで続けていくことは大切だと思っている。

昔は、我が片瀬には数多くの行事があった。しかし、それらは、一つ、また一つと省略され消えていった。行事が減る分、区民同士、親戚同士の結びつきも弱まっていった。若い頃は、自分中心に考えることが多く、誰もがこうした行事を煩わしいと思うようになったのだろう。

餅づくりの後は、「黄な粉餅」「あずき餅」「おろし餅」をみんなで食べる。

餅づくりの後は、「黄な粉餅」「あずき餅」「おろし餅」をみんなで食べる。

後ろ向きに考えれば、確かにこうした行事は煩わしいかも知れない。しかし、こうした行事を通して得られる人と人との結びつきは、他のものには代えがたい喜びがある。それが証拠に、こうした行事を行った後に後悔することはほとんどない。そして、こうしたことを通して得られた人と人との結びつきは、いつかどこかで大きな力を発揮するものと確信している。

(日記 今日は我が家の餅作り。午後1時から福井の長女家族も合流して餅づくり。午後、めがねを作るために眼鏡屋へ。だんだん老眼が進むようだ。)

 

 
 

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