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いよいよ衆院選

02 12月

反省しながら前へ進んでほしいと思うが
 政治家の言動には特徴がある。それは、よほどでない限り反省しないということではなかろうか。強気一本である。反省すれば、自らの非を認めることになるからだろうか。

 選挙の時は経済政策一辺倒、選挙が済めば、別の方向、または国民のあまり期待せぬ方向へ歩み出すのが常だ。原発について言えば、安全性と核廃棄物の処理の方針を明らかにしてから再稼働すべきではなかろうか。少なくとも、フィンランドではその点を明らかにして動かしているように思われるが。

 「国益が損なわれるときには武力も……」と世界の国々がそれぞれ考えたらどうなるだろうか。TPPの進捗状況を見るまでもなく、それぞれの国の国益は皆異なる。どこで折り合いをつけるかだ。

 過去の例から言えば、折り合いがつかないときには、武力衝突になるのだろうか。そうした結果、戦争が引き起こされたのではなかろうか。昨日の党首討論で首相に対して、「先の大戦の責任は誰にあるのか、軍部か、政治家か、国民か、それとも、……。総理はどう思うか。」と野党の党首から質問があった。もちろん答えはなかった。

 たくさんの国会議員がいても、反目し合っているようではそれこそ国益を失うことになる。議論は大いに結構だと思うが、知恵を寄せ合い、それこそ国益を失うことなく政治を進めてほしい。与党が勝つにしても、健全なる野党の存在は不可欠だと私は思う。ユダヤ人の格言に「満場一致の意見には気をつけろ」というものがある。どうでもないことを決めたか、何らかの理由で裁決がゆがめられた可能性があることを疑わなくてはいけないという。

(日記 午前中は、「まちづくり大会」の手持ち資料(レジュメ)づくり。その後、A君と会い、資料やまちづくりについて話し合う。午後は、自宅に帰って発表のためのパワーポイントによる資料づくりを継続。一日があっという間に、終わってしまった。) 

 
 

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