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年賀状

21 12月

楽しさと 苦しさのある 賀状書き
年末の恒例行事の一つは年賀状を書くことだ。転勤があるたびに賀状が増え、卒業生を出すたびに、賀状が増えていった。そして、完全に退職して5年目になる今は、だいたい250枚前後で落ち着いている。

元旦に送られてきた年賀状を受け取って目を通すときは、とても楽しい気分になる。みんな頑張っているなあと元気がもらえる。年賀状にも色々あり、「新年の決まり文句だけが印刷してあるもの」、「手刷りの版画などが印刷されているもの」、「家族の写真などが印刷してあるもの」、「自分の近況や考えが書かれているもの」……など、様々である。

受け取って特にうれしいのは,その人らしさのあるものだ。いろいろ刺激になる。担任したことのある生徒だったら活躍が予想されるものなども嬉しい。昨年も「新しい会社を立ち上げました」との年賀状を受け取った。以前に仲人を頼まれた生徒である。

そんなことがあるので、私も、旧年中に経験したことなどの小さな写真を載せることにしている。そして短い文章を付けている。かなり年を取った私が何をしようとしているのかを知ってもらえれば幸いだ。

そんな気持ちで、毎年年賀状を書いている。私の年賀状はパソコンで作るので、なるべく一言でもコメントが書ければと思っている。昔は、住所を書くだけでも数日間かかったものだ。年賀状を書くことは、楽しくて苦しさのある年末恒例の行事だ。

(日記 午前中は年賀状書き。ごごは,事務所で数学。ようやく新しい単元に入ることができた。夕方、親戚のお通夜があり、昔、よくお世話になったKさんといろいろ昔のことや今のことを話し合った。夜、『軍師官兵衛』の最終回を見た。一瞬天下取りを考えた黒田官兵衛が、息子の黒田長政が自分を超えたと感じたその瞬間に、天下取りをあきらめたのだろうか。子は、親を乗り越えるものなのだろう。)

 
 

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