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Archive for 3月, 2014

裸の大将

21 3月

録画して時々楽しむ
ある時、テレビのチャンネルをあちこち動かしていたら、山下清画伯の『裸の大将』をやっていた。以外の面白いので、録画して家内と二人で見ることにした。

再放送なので一回に2話ずつ放映されるのだ。ストーリーはかなりパターン化しているが、それでも、山下清画伯役の芦屋雁之助と出演者のやり取りが面白い。

特に、人情味の薄い現代にはない暖かなドラマだ。もうひとつ面白いのは、各回に登場する俳優だが、懐かしい名前が並ぶ。有名は俳優の若かりし姿が見られる。

懐かしいと同時に、時間は過ぎていることがよくわかる。それと同時に、自分も年取っていくことがよくわかる。

このドラマの毎回のエンディングは毎回パターン化している。最後には、「清」とみんなに呼ばれていた主人公が「山下清画伯」であることがばれるのだ。

水戸黄門は自らを黄門と名乗って悪人を懲らすが、このドラマでは「山下清画伯」であることがばれた瞬間に「清」はその場を逃げ出して旅に出るという設定だ。

とぢどき、涙が出る場面に出会うことがある。そんなわけで私はこのドラマを毎回録画して家内と二人で笑いながら見ているというわけである。

(日記 終日、区の総会の資料整理。もうすぐ総会だからだ。)

 
 

一段落

20 3月

区のできごとに関心を持つこと
ここ一週間ほど区の決算総会のための資料作りに明け暮れた。お金を扱っているだけに、間際うわけにはいかない。普段はあまり使わない電卓をたたくことが多かった。

そして、ようやく原稿が仕上がったので、朝、公民館へ印刷に出かけた。全部で18ページある総会資料が刷り上がった。

思えば、区の運営で苦労したことは、“一人でも多くの区民に区に関心をもってもらうこと”だった。いろんな機器が出てきて生活が近代化した。

その上、携帯やゲームやテレビなどが発達した結果、年々家族の結びつきや地区民同士の結びつきも弱くなったように思う。

昔なら子供たちにとっては楽しみな地区の様々な行事も、遊び道具の多様化した今では魅力のないものに映るだろう。区の行事も工夫を凝らさないと面白みのない義務的なものになるのだろう。

本当は、人と人との結びつきにより、何かを行うことは、ゲームなどでは得られない充実感があるはずだ。しかし、それを味わわないまま子供たちは、区を、勝山を去ってしまうのだろうか。

今後も、どうしたら地区の子供たちとかかわることができるかを考えてみたい。高校生たちの学力向上にも、何かすることがあるように思う。今は、それが参考書作りだと思っている。

(日記 午前中は区の総会資料の印刷。その後、館長とまちづくりについて歓談。久しぶりに午後はのんびりと数学の問題を眺めていた。夜は黒田官兵衛の録画を見た。)

 

数学を楽しむ

19 3月

錆びた頭をリフレッシュ
突然、隣の高校生から「数学を教えてほしい」との申し出があった。錆びつきかけた頭をリフレッシュするのには最高だ。おまけに、私は、数学の参考書を作れないかを考えている時期だ。

現役の高校生と数学について話ができれば、参考書作りには大いに役立つだろう。何よりも、うれしいのは、今でも数学にかかわれることだ。

思えば、いろんなことについてチャレンジしてきた。間口を狭くしなければと思っていた矢先だ。どんなに間口を狭くしても、私には数学は残っている。

長年、高校生に数学を教えてきたので、やはり数学をしているときが一番楽しい。授業をしなくなってから15年が過ぎた。でも、数学の問題を見ていると、昨日のことのようによみがえる。

数学を教える時が、やはり一番楽しいと思う。子供たちが少しでも数学が好きになるように、少しでも数学がわかるようにするのは私の最大の楽しみだ。元高校数学教員の性だろうか。

(日記 午前中はもっぱら、地区の決算総会の資料づくり。午後も作業を継続。夜になってようやく総会で使う資料の印刷原稿ができ上がった。)

 
 

二つの体操

18 3月

たかが銭太鼓、されど銭太鼓
冬期間休んでいた銭太鼓の指導が再開。2年ほど前から『鹿谷町すいせん会(女性6名)』の皆さんに銭太鼓を指導することになった。

だいたい月1、2回のペースで鹿田に公民館へ出かけて指導を続けてきた。メンバーの年齢は50歳代、60歳代、そして70歳代だ。

やめる人もあれば、始める人もある。初心者はなかなか銭太鼓のバチの振りを覚えられないので昨年暮れにビデオカメラで撮影し、編集してDVDに焼いてあげた。

今日は、その成果がわかる日。楽しみにして出かけた。新人の二人も予想以上に腕を上げておられた。自作の練習用DVDが少しは役立ったようだ。

銭太鼓を演ずる鹿谷すいせん会の皆さん

銭太鼓を演ずる鹿谷すいせん会の皆さん

練習の合間に、いつも短時間、話をすることにしている。私は、自分自身に言い聞かせることを皆さんにも話すことにしている。ある程度の年齢になったら二つの体操が必要だと思っている。

今から4年後に福井国体がある。6年後に東京オリンピックがある。国や県では上位入賞を願って選手強化などに力を入れることになるだろう。

しかし私たちはそうしたことには無縁だ。しかし、健康な体を維持することは非常に大切だ。国体と聞いたら、自分の健康維持のために何をすべきかを考え、それを実行したいと思う。

私個人は、ウオーキングを継続したいと思う。市内、県内、あちこちを歩きたいと思う。自宅から、事務所から、車で出かけてそこから歩き回りたいと思う。

一つは体の健康だが、もう一つは脳の健康だ。歌を歌ったり、楽器を演奏したり、音楽に合わせて何かをすることは、頭に適度の刺激や負荷をかけると思っている。

特に、銭太鼓を始めたばかりの新人の人には、曲に合わせて銭の入ったバチを振ることは脳の体操に役立つと思っている。次はどうバチを振ればよいのかを脳が判断しなければならないからだ。

音楽に遅れくことなく、早くなることなく間違わずに演技をすることは脳としては負荷のかかる仕事だと思う。脳には適度な体操になると思っている。

私は、銭太鼓をすることは、遊びであると同時に、手足を動かし、脳を働かせる立派な体操だと思っている。今の鹿谷の皆さんにはいつも励ましていることだ。そして、それは自分自身にも言い聞かせていることだ。

歌を歌ってくれた横浜の孫(次女)

歌を歌ってくれた横浜の孫(次女)

(日記 午前中は、家内を乗せて福井の病院まで昨日の手術の診察と消毒のために出かけた。午後1時半から鹿谷公民館で銭太鼓グループの指導に出かけた。しばし、楽しい時間を持つことができた。夕食の準備は、家内の指示に従って両手を使う部分だけ私が行った。午後7時から、横浜の孫たちとスカイプ。孫たちと過ごす時間は、いつも楽しい。いつものように歌を歌ってくれた。夜、隣の高校生が数学のことで家へやってきた。また、数学仲間ができたかと思うとうれしい。)

 
 

腱鞘炎

17 3月

妻が腱鞘炎の手術
私は数年前に、二回に分けて3本の指が腱鞘炎になり、2回に分けて手術をした。その後は、ばね指が解消され、指を使うことがそんなに気にならなくなった。

しかし、今度は、家内が腱鞘炎になった。といっても、最近なったのではなく、ずっと前から指が自由に動かないなどの障害が出ていたのだ。

そこで、何度も「手術をしたら」と勧めたが、先延ばしになっていた。ところが、最近ようやく決断し、出を受けることを決断した。

そして、今日、福井で指の手術を行うことになった。昼までに病院へ行かなければならないので、私が同行することにした。手術の後、車のハンドルを持つことができないからだ。

午後2時に手術。午後3時に福井を出発し、帰宅した。利き手の右手に包帯が巻いてあるので水仕事ができない。しばらくは、私が妻の指示に従って動かなければならない。

いつも、妻がやっている家事の苦労がよくわかる。早く、よくなってほしいと思うが、一定の時間はかかりそうだ。後、まだ2本の指の手術があるので完全によくなるまでにはかなりの時間がかかりそうだ。

早くよくなって今始めた三味線が弾けるようになってもらいたいものだ。とにかく、しばらくは私が家事の支援をすることになる。完全に一人になるのではないので、指示に従って動けばよいから気分は楽だ。

私も、永い間苦しんだ腱鞘炎が改善されて手術をしてよかったと思っている。村の女性にも手術を勧めたが、彼女も快調のようだ。

参考書作りの参考に勝った数学参考書。一番上の『美少女キャラデッサン』は参考書のカットを入れる参考になればと買った漫画の描き方の本。

参考書作りの参考に勝った数学参考書。一番上の『美少女キャラデッサン』は参考書のカットを入れる参考になればと買った漫画の描き方の本。

(日記 午前中は2台の車のスノータイヤを普通タイヤに替えた。。いよいよ本格的な春だろ思う。その後、家内の腱鞘炎手術のために一緒に福井の病院へ向かった。私は、本屋へ。数学の参考書を5冊購入した。参考書作りの参考にするためだ。午後2時手術開始。そして、手術を終えて帰宅。その後、昨日の役員旅行の会計報告作成。素子おて一部の役員に返金。帰宅して我が家の家庭菜園で初めて収穫した勝山水名のお浸しを食べる。とてもおいしかった。)

 
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道の駅

16 3月

だれを相手にするのか
朝、午前9時に民宿『三国屋』を出発。途中で三国の道の駅へ寄った。わが勝山でも道の駅をどこへ作るかどうかが問題になったいる。

時々、このことについて周囲の人たちと話すことがある。その中でいつも話題になるのは、勝山のような地方都市では観光客相手では経営は苦しいだろうということだ。

市民が、利用したくなる道の駅でなければ経営的にはとても苦しくなるだろうというのが、だれもが考えつくことだ。そんなことを考えながら、道の駅を見て回った。

どの役員も買い物を楽しんだようだ。海産物や野菜、そして種々の土産などが売られていた。観光客ばかりでなく付近の人たちも買い物に来ているようだ。

我が家も、野菜を中心に買い物をした。近所のスーパーへ行くような感覚でほかの人たちも買い物をしていたようだ。

近くの越前大仏の門前町の商店はすべて閉鎖されてしまった。まだ少しの店が残っていた頃の話だ。あまり観光客が来ないので、土産品は日持ちのよいものを陳列せざるを得ない。

したがって、日持ちの良くない生ものや作りたてのものは並べることができなくなったのだ。客には魅力のない品が並ぶことになる。あまり売れないので店はますます運営が困難になり、最後にはすべての店が閉店を余儀なくされた。

このような悪しき前例の二の舞にならないようにするのは、簡単ではない。おそらく、恐竜博物館の土産店も同様ではなかろうか。

わが勝山の道の駅もなかなか場所も含めて開設が明らかにならないのは、このような事情があるからではなかろうか。そんなことを考えながら、店内を見て回った。

(日記 午前9時に三国の民宿『三国屋』を出発。途中で三国の『道の駅』へ寄る。午後11時過ぎに片瀬へ着いた。午後2時から村の道場で行われる『永代経』に出た。読経の後、2時間余り説教があった。難しい話であった。昨日の疲れが残った一日だった。)

 
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役員解散会

15 3月

おもしろくなければ飲み会じゃない
2年間、役員を務めた皆さんとはあと2週間ほどでお別れだ。二度と同じ組み合わせで区の役員会をすることはあるまい。

羅漢寺『久昌寺』を見学。

羅漢寺『久昌寺』を見学。

午前中は、最後の役員会。総会に提出する決算書や予算等の審議。午後1時半に集会場前へ集合して一路三国の民宿『三国屋』へ。役員10人のうち5人は奥さん同伴だ。

民宿へ着くと、早速、男性陣は一部屋に集まってビールを飲み始める。宴会前に出来上がった感じだ。午後6時から宴会開始。黄色いタグの付いたズワイガニも並ぶ。

それにしても、今回のメンバーは男女ともよく飲む。宴会の後は、スナックでカラオケ。次から次へとカラオケ。焼酎、ワイン、ウイスキーなどを飲みながら、カラオケ。

今日来た役員の奥さんたちは非常に乗りが良い。体でリズムを取りながらの歌唱で盛り上がった。お酒もずいぶん飲んだのではなかろうか。このメンバーで二度とこういう会を持つことはできないだろうが、とにかく楽しい解散会となった。

いつまで続くのだろうかという盛り上がりようだったが、ほかのお客さんの迷惑になるというのでようやくカラオケはお開きとなった。

楽しいカニ宴会

楽しいカニ宴会

各自が部屋へ戻り、入浴や雑談。家内によれば女性陣は12時過ぎまで話込んだらしい。皆さんが盛り上げてくれたので、幹事の私としてはほっとした。みんな、一年間ご苦労さんでした。

(日記 午前9時より定期総会に向けての臨時役員会。午後1時半集会場前を出発し、三国の久昌寺へ到着。住職のTさんは我が片瀬にある佛母寺の住職を兼ねてくださっているのだ。500体弱の立派な羅漢さんが祀られた立派なお寺だ。寺のいわれを聞き、お参りして民宿『三国屋』へ到着。午後6時より宴会。そして二次会でカラオケパーティー。楽しい一日だった。)

 

盛り上がったカラオケパーティー

盛り上がったカラオケパーティー

 
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目線

14 3月

避けたい“上から目線”
差し支えるので場所は書かないが、弱者や高齢者に対して“上から目線”で話す人がいる。特に、高齢者に向かっての上から目線は見苦しい。

一般に上から目線で語るので、医者、教師、僧侶、政治家などがあろうか。医者は患者に対してまるで子供にでも語るように話す場合がある。親しいつもりかもしれないが、慎んでもらいたいと思う。

私が通っている某歯科院のK年生は非常に目線を下げて丁重に話してくださる。応対される私としては、尊敬の念が増しこそすれ、減ずることはない。

反対に、偉そうに上から目線で話されると、尊敬の念が薄れる。これは他人ごとではない、気を付けなければならないと思っている。

お年寄りを相手にする僧侶の中にもこういう人がいる。また、偉ぶることのない僧侶もいる。当然、こちらは、後者に対しては尊敬の念がわくし、前者に対しては「あなたはそんなに偉いのか」と問い正したくなる。

自分もそうならないように気を付けたいと思う。何かと威張りたい人、何かと自分の手柄にしたい人も同様だ。そういう人にならないように気を付けたいものだ。

(日記 事務所でもっぱら総会の資料作り。数字ばかりを見ているのでとても疲れた。家内に応援を頼んだ。)

 

 
 

区の会計監査

13 3月

一年の総括
今日は、区の会計監査がある。この一年の区の各種会計の監査がある。余り、得意な分野ではない。先ずは、間違いなく会計処理が為されていることだ。

そのためにも、私は通帳で金の出入りをチェックすることにしている。何のためにいくら使ったかをなるべく項目ごとに入・出金している。後でわからなくないようにするためだ。

思い返せば、あっという間の一年、あっという間に任期の二年が過ぎようとしている。この間、春も夏も秋も冬もあった。何もかもがあっという間に過ぎてしまった。

この調子でこれからも、時間が過ぎ去っていくのだろうか。会計の一つ一つを見ているとそれぞれがいろんな行事に関連している。

もっとこうすればよかったというようなことも思い出される。しかし、自分の任期で何もかもができるのではない。次の担当者にバトンタッチするしかない。ラストスパート、頑張ろう。

(日記 朝から区の各種会計監査のための資料作り。午後6時から一般会計を皮切りに会計監査監査開始。その後、食事をとりながら区の運営などについて歓談。九時頃監査が終わった。一段落。)

 
 

弁当持ち

12 3月

勤めている気分
最近、 何か仕事をするときには、家内と事務所(山児童館)ですることにしている。事務所の窓が南西に向いているので冬でもとても明るくて暖かい。

ストーブをつければあっという間に暖かくなる。朝の出だしが遅いのですぐ昼になる。家まで来るまで昼食を食べに戻るのは時間の無駄になるので、二人で弁当をもってくることにしている。

まるで勤めているような気分だ。作業中は、ほとんどラジオを聴いている。昼食後は、しばし休憩。
ティータイムも設けることにしている。

机の上には、使っているものが多少散乱しているが、机に座ればパソコンを入れてすぐに作業を開始できる。しかし、いくら時間を倹約するからと言っても「ウオーキング」は私達夫婦にとっては生産的時間なのだ。

ここ数日は、もっぱら区の総会に向けての会計処理だが、これが終わったらまた数学の参考書作りや紙芝居の絵を描きたいと思う。

ラジオを聴いていると、かなり国会の予算委員会などがあり、総理と各党の質疑応答がある。しかし、こんな昼の時間にテレビやラジオで放送されても、多くの人は聴いている時間がないだろう。

そして、何も理解できずに選挙に出かけて投票するのだろうか。当選者は国民の信を得たと思っているのだろうか。国民のレベル以上に政治のレベルは上がらないと言われるがそうかもしれない。

ラジオを聴きながらの作業はとても楽しい。いろんな面白い話が聴かれるからだ。政治の他、ニュースや趣味や芸能の時間もある。そして、その合間にいろんな分野の音楽が聴かれる。現役時代とは異なる時間が流れている。

(日記 午前中はもっぱら区の事務処理。事務所で昼食後、ウオーキング。事務所へ戻り再び作業。そして、帰宅。一日があっという間に過ぎてしまう。ああ、のんびりと旅行がしたい。)