たかが銭太鼓、されど銭太鼓
冬期間休んでいた銭太鼓の指導が再開。2年ほど前から『鹿谷町すいせん会(女性6名)』の皆さんに銭太鼓を指導することになった。
だいたい月1、2回のペースで鹿田に公民館へ出かけて指導を続けてきた。メンバーの年齢は50歳代、60歳代、そして70歳代だ。
やめる人もあれば、始める人もある。初心者はなかなか銭太鼓のバチの振りを覚えられないので昨年暮れにビデオカメラで撮影し、編集してDVDに焼いてあげた。
今日は、その成果がわかる日。楽しみにして出かけた。新人の二人も予想以上に腕を上げておられた。自作の練習用DVDが少しは役立ったようだ。
銭太鼓を演ずる鹿谷すいせん会の皆さん
練習の合間に、いつも短時間、話をすることにしている。私は、自分自身に言い聞かせることを皆さんにも話すことにしている。ある程度の年齢になったら二つの体操が必要だと思っている。
今から4年後に福井国体がある。6年後に東京オリンピックがある。国や県では上位入賞を願って選手強化などに力を入れることになるだろう。
しかし私たちはそうしたことには無縁だ。しかし、健康な体を維持することは非常に大切だ。国体と聞いたら、自分の健康維持のために何をすべきかを考え、それを実行したいと思う。
私個人は、ウオーキングを継続したいと思う。市内、県内、あちこちを歩きたいと思う。自宅から、事務所から、車で出かけてそこから歩き回りたいと思う。
一つは体の健康だが、もう一つは脳の健康だ。歌を歌ったり、楽器を演奏したり、音楽に合わせて何かをすることは、頭に適度の刺激や負荷をかけると思っている。
特に、銭太鼓を始めたばかりの新人の人には、曲に合わせて銭の入ったバチを振ることは脳の体操に役立つと思っている。次はどうバチを振ればよいのかを脳が判断しなければならないからだ。
音楽に遅れくことなく、早くなることなく間違わずに演技をすることは脳としては負荷のかかる仕事だと思う。脳には適度な体操になると思っている。
私は、銭太鼓をすることは、遊びであると同時に、手足を動かし、脳を働かせる立派な体操だと思っている。今の鹿谷の皆さんにはいつも励ましていることだ。そして、それは自分自身にも言い聞かせていることだ。
歌を歌ってくれた横浜の孫(次女)
(日記 午前中は、家内を乗せて福井の病院まで昨日の手術の診察と消毒のために出かけた。午後1時半から鹿谷公民館で銭太鼓グループの指導に出かけた。しばし、楽しい時間を持つことができた。夕食の準備は、家内の指示に従って両手を使う部分だけ私が行った。午後7時から、横浜の孫たちとスカイプ。孫たちと過ごす時間は、いつも楽しい。いつものように歌を歌ってくれた。夜、隣の高校生が数学のことで家へやってきた。また、数学仲間ができたかと思うとうれしい。)