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Archive for 2月, 2014

議論をすること

08 2月

意見と強要
私は議論をすることが好きだ。しかし、いくら議論は好きだからと言っても、けんか腰になって相手のいうことを聞かなかったり、自説を強調するあまりにそれを強要するような人と同じ時間を持つのは苦痛以外の何物でもない。

時間の無駄というものだ。経済評論家の勝間さんではないが、「消費的時間」以外の何物でもない。自分のことを棚に上げて言わせてもらうならば、年を取ると頑固に超がつくような人がいるがそんな人とは話したくない。

私流に言わせてもらうならば、議論というのは、その中から自分になかったものを見い出せたり、新しい発見があると思っている。もしもそれがないとしたら、「消費的時間」ばかりでもったいない。

何も意見の出ない会議などで決まった事柄は、誰かの一方的なアイディアや命令で物事が進められ、結果に大きな期待が持てないと思っている。

集団に活気が見られないようでは何をやってもレベルの高い方向へは行かないように思う。たとえ原案に反対であろうと、いろんな方向からの意見は原案に磨きをかけ、よりよい方向へ向かうと私は信じている。

誰も何も言わないで決まった原案は、不備が多いと思っている。そういう意味では、会議や話し合いで活発な議論を期待したい。

政治の世界でも、活発な意見が、原案をより確かな方向へ導くのである。そういう意味では健全な野党があって初めて与党は伸びていくのだと思う。今は、野党が弱小で与党の暴走に歯止めがかからないのではと危惧する。

しかし、歳を取ると頭が硬直化し、意見が偏り、融通が利かない人が周囲には少なくない。私も、他山の石とし、反面教師として、学ばなければと思っている。

(日記 午前中、事務所で数学、民謡の楽譜書き。午後も、事務所で作業を継続。午後7時から村の道場で屋根を直すための話し合い。終了後、3時間ほど議論していた。面白かった。)

 
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「まちづくり」とは

07 2月

“まちをつくる”とは
「まちづくり」という言葉をよく聞くが、よく考えてみると簡単ではない。というのは、人によって「まちをつくる」という意味が必ずしも同じではないのではと思う。

「まちづくり」から連想するものとして“住みよいまちをつくる”と考える場合があろうが、住みよさは人によっては個人差があるのではなかろうか。また、年代によっても異なるであろう。

高齢者の皆さんには(私もその一人だろうが)、切実な問題として生きるために必要な買い物(特に食料品)と医療機関の問題があげられよう。そして、次が移動手段である交通問題があげられるかもしれない。

高齢になればなるほどこれらが充実していることを望むのではなかろうか。それと同時に気楽に話し合うことのできる仲間も必要ではなかろうか。投資では、一人暮らし、二人暮らしの家庭が増えているのだから。

しかし、20代、30代の若者となると、健康には不安がないだろうし、買い物も車さえあればどこへでも出かけていけるだるから、高齢者が問題視するようなことは問題にはならないだろう。むしろ、豊富な商品を揃えた種々の店舗や娯楽施設、運動施設を望むであろう。

子育て世代なら、日々の仕事と子育ての両立は簡単ではなかろう。特に、核家族で共稼ぎとなると、子育ては切実な問題だろう。子育てに関する施設の充実、子どもの可能性を伸ばす種々の選択肢も時には望むであろう。

都会にいれば簡単に選択できる種々の機会もいなかにいたら苦労するであろう。先日、長野の高校生、二山さんがローザンヌ国際バレエコンクール最優秀に選ばれた。

テレビの報道によれば地元には彼は、自宅のある松本市から長野市まで出かけて行って、午後6時から練習を始め、翌日午前2時ごろまで続ける日もあったとのことだ。

そして、学園の建物にある応接室のソファで仮眠して同6時に起床し、松本市内の高校に登校する。夕食や翌朝のおにぎりは学園の講師らの手作りだったという。

東京などの大都市なら、このような機会はいくらでもある。多くの子ども達は、二山君のようにはいかず、選択の機会を失っていくのではなかろうか。自分を生かす道を探すのには苦労するであろう。それらの逆境に負けず頑張る者も少なくなかろうが。

私もこれまで「まちづくり」と安易に使っているが、時々は何をすることなのかを考えなければならないであろう。若い頃とはまちづくりに対する考え方も少しずつ変わっていくのだから。

(日記 午前中は、朝一に歯医者へ行く。帰宅して数学の参考書作り。午後1時半から区長会の理事会。三時半から「市長と語る会」。その後、午後5時半から料理屋で区長会の新年会。久々に市長から直に話を聞かせていただく。)

 

終日事務所で作業

06 2月

ラジオを聞きながら
今日は朝から事務所で作業をすると決めたが、歯が痛くてそれどころではない。先ず朝一に歯医者へ。膿んでいるという。消毒し、薬局で抗生物質をもらって帰宅。この時点で午前10時。

早速事務所へ行く。家内はすでに事務所で作業(手芸)中。午後1時過ぎに昼食。電子レンジが使えるのでありがたい。食後コーヒーを飲んで再び作業。

今日もノルマの数学参考書作り、1ページを完成。正月以来20数ページができあがった。この調子で一年続ければかなりのページになるだろう。幸い、高校数学は6科目(数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B・数Ⅲ・数C)に分かれているので、どれか一つは冊子にできると思っている。

午後3時頃数学を打ち切り創作民謡『片瀬豊年ばやし』の三味線の楽譜を作る。どうにかできあがった。村の若い衆に弾いてもらいたいと思っている。ギターを弾ける者は何とか早く弾けるようになるのではなかろうか。

週刊誌の紹介えどうしても読みたかった本。いつか読後の感想を書いてみたい。

週刊誌の紹介えどうしても読みたかった本。いつか読後の感想を書いてみたい。

家内も私の三味線を使って練習したいという。そうなれば私も、篠笛でも弾けるようにしなければと思う。ギターとキーボードもやりたいし、三味線と篠笛もやりたいし、……。

事務所での時間を有効に使って今のうちにやりたいことをやらねばと思う。家にいるよりも、事務所の方が時間を有効に使えそうな気がする。まだまだ事務所の部屋は片付いてないが仕事をしたくなる場所にしなければと思う。

(日記 午前中は、歯医者。その後事務所で種々の作業。弁当持ちだった。午後4時過ぎに、プリンター2台と大型スキャナーをゴミ処分場へ持って行った。愛着のある品だったが、使えなくなってはやむを得ない。しかし、他人事ではない。私自身もだんだんそうなるのだろうか。最後に昨日注文した本を取りに本屋へ行ってきた。 )

 
 

読みたくなった本

05 2月

“経済の暴走が民主主義の崩壊をもたらす”
昨日、定期検診のために福井へ行った。そして待っている間に、いつものごとく週刊誌を買った。某週刊誌の書評に上記のようなタイトルがついていた。

書評を書いたのはJ信用金庫理事長のY氏で、10冊の本を選んでおられるのだ。上記のタイトルに引はかれるものがあった。しかし、その通りだとも思った。

そのトップに選んでおられたのが、加藤寛氏の書かれた『日本再生 最終勧告~原発即時ゼロで未来を拓く~』という本だった。

上記の書は加藤氏が、「福島の事故を受けて弟子達と力を合わせて書き上げた遺言」だと書かれていた。加藤氏は国鉄や電電公社の分割民営化、郵政民営化で活躍したそうです。

しかし、「最後まで電力の構造改革に手を出さなかったことを“失敗”だった述べておられた」とのことだ。脱原発とは単なる原発だけの問題ではない。

その本質は、国鉄や郵政がなぜ民営化されたかを考えればよいというのだが、その通りだろう。政財官のトライアングルで腐敗した構造と責任を取らず保身に凝り固まったエゴイスト達の組織にメスを入れてきたのだという。

「経済学で大切なのは金儲けじゃない。困った人を助けたい社会的情熱だ」と加藤氏はおっしゃっているという。

・原発事故の責任を取らない政府、霞ヶ関、東電の経営者の姿勢に疑問を持っている。
・市場経済が拡大して、おカネだけが価値判断の基準になったため、政治家も官僚も経営者も、保身に凝り固まったサラリーマン化している。

今、政府は教育委員会改革に血眼を上げている。責任を取らない組織が問題だという。それならば、政治は社会に対して責任を持っているだろうか。戦中、戦後、政治家の姿勢が国民を守ること全力を挙げていればもっと多くの国民の命を救えたのではないか。

東日本震災直後、原発事故直後の政治は、国民に対して責任ある行動を取ったであろうか。与党、野党を問わず、政治家の姿勢が多くの国民を救うのだということを考えてほしい。

教育委員会の組織改革ばかりに目を向ける前に、目を向けるべき組織は社会にいくらでもあるのではないのか。与党、野党を問わず政治家の姿勢を問いたい。

「電力会社が原子力マフィアと化し、政治と世論を支配する構図を分析する」と書評に書かれた『日本再生 最終勧告』を早速本屋に注文した。

次に、「民主主義のもとに、自由と豊かさを追求したギリシャのアテナイは、結局は全体主義、独裁主義に移行したパラドクス(矛盾)。現在の市場経済社会に重要な示唆ある」と書評に書かれたプラトン著の『国家』(上下)にも興味があ理、読んでみたい1冊だ。

(日記 午前中は、数学の参考書作り。昼過ぎまでかかった。午後は、音楽仲間のOさんと2時間余り、ギターで合奏を楽しむ。Oさんは我がハワイアンバンドのギターパートも務めてくれている。とても楽しい時間を持つことができた。)

 
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幼稚園児と楽しく

04 2月

紙芝居と手遊び
今日は、南幼稚園でのボランティア活動。家内と二人で紙芝居や手遊びのグッズを持って出かけた。

絵を使って園児達と楽しく歌を歌った。

絵を使って園児達と楽しく歌を歌った。

午前10時半頃から始めた。最初は手遊び歌。今回は、楽器を持った動物を描いた絵を切り抜いて持って行った。そして、子どもたちとやりとりしながら、『山の音楽家』を歌ったりした。

今回、家内の歌の伴奏に、短音ハーモニカとギターをつかって演奏した。ハーモニカの装着器具は、昨日事務所を整理していて見つけたものだ。一人で二人分の伴奏ができるので楽しい。

歌や手遊びの後は、“男の子と子雀と爺ちゃんを中心に展開する”創作紙芝居『ボクにげないよ』を家内と二人で演じた。ところどころで鳥笛に合わせて切り抜いた雀の絵を動かした。雀が飛んでいるように見えただろうか。

紙芝居の中で鳥笛を使い雀を飛ばしながらの演技だった。

紙芝居の中で鳥笛を使い雀を飛ばしながらの演技だった。

子どもたちは紙芝居を真剣に見てくれたようだった。紙芝居直後に、「チョー面白かった」と言ってくれた子どもがいてやってよかったと思った。

その後、園長先生から「いっしょに体操しませんか」と勧められ、3曲ほど運動的なレクレーションを子どもたちと一緒に楽しんだ。手をつないで一緒に身体を動かすレクレーションはとても楽しかった。

最後に、園児全員と“ハイタッチ”し、お礼を言われて幼稚園を後にした。楽しいボランティア活動だった。これで二度目だが、今後も誘いがあればいつでも出かけたいと思う。

 

 

みんな集中して紙芝居を見てくれた。

みんな集中して紙芝居を見てくれた。

(日記 午前中は、幼稚園でのボランティア活動として紙芝居などを行った。午後は、2ヶ月に一度の定期検診。最近では一番数字が悪かった。少し本気で摂生しなければならない。自分に負けた。今日から、健康に留意し、運動・休養(睡眠)・食事に気を付けなければならない。健康に関しては反省しなければならないと痛感。)

 

紙芝居に付加価値を

03 2月

明日の準備
明日は幼稚園児と新入園児の体験入園があるらしい。そこで、何かを屋ってほしいということだった。そこで創作紙芝居『ボクにげないよ』と題した少年と祖父と雀の話だ。

紙芝居とそれらを盛り上げる雀たち。羽根がぱたぱた動くように工夫した。

紙芝居とそれらを盛り上げる雀たち。羽根がぱたぱた動くように工夫した。

紙芝居は普通通り家内と一緒に演ずるのだが、雀は、画面を飛び出してと飛び回らせたいことと、雀の鳴き声は竹の鳥笛で臨場感たっぷりに出したいと思う。

果たして、幼児に受け入れられるかどうかだが、頑張って演じたいと思う。紙芝居以外では手遊び歌などを園児達と一緒に歌いたいと思っている。

紙芝居の一場面でも、子どもたちの心に残ればそれでよしとしたい。ある意味では子どもたちに対する挑戦でもある。と言っても、競争ではなく、自分の考えがどこまで子ども達に通じるかだ。興味のあることでもある。朝から、厚紙に印刷した子すずめを切り抜いたり、紙芝居の絵を補充したり、脚本を手直ししたり……して、明日の準備をした。

幼児に紙芝居の内容を理解してもらえるだろうか。私は、小学校低学年をターゲットにして紙芝居を作っているからだ。とにかく明日は楽しみだ。

この雀たちがどう活躍するか、楽しみだ。

この雀たちがどう活躍するか、楽しみだ。

(日記 朝一に紙芝居の練習をしてみた。そして、補充したり、手直ししたりすることを考えた。特に、紙芝居に付加価値を付けたいと考えているので、その点の準備が大変だった。紙芝居の画面から、雀が飛び出す演技を考えているので、そのための雀を準備するのに時間がかかった。夜は、家内の作った『恵方巻き』を東北東の方を向いて無言で食べる。夜は、歌と紙芝居の練習。 )

 
 

疑似「通勤」

02 2月

先ずは事務所の整理整頓
今日は家内と二人で、事務所で仕事をすると決めた。事務所は、自宅から500mほど離れたところにあるのだが、ここを二人の仕事場にすると決めた。

朝はいつも遅くなるので、10時頃事務所へ着いたのではすぐに昼食のために帰宅しなければならない。そこで、昼は帰宅しないと決めた。

家内は、自分の机で手芸。私は、部屋の整理。いつかは使うだろうと思って収集したものも少しずつ捨てなければならない。そして、これから使いそうなものを中心に本棚へ並べ直した。

楽器だけはいつもスタンバイしておくことにした。整理するのも楽しい。昼には二人で持参した弁当を食べた。食後はコーヒーで締めた。家にいるよりは、有効に時間が使える。家内も昼食の準備をしなくてもよいからだ。

遠くの山々が見える陸橋の上で。

遠くの山々が見える陸橋の上で。

しばらくして、二人で事務所の周辺をウオーキング。今週は晴れ間が多かったので、数回ウオーキングをすることができた。事務所へ戻って作業継続。

時間を有効に使うためには、自宅にいるよりも事務所の方が能率が上がる。それは。仕事をしたまま帰宅してもよいからだ。次の日にはその続きをやればよいのだ。5時過ぎに帰宅した。

通勤しているような気分だった。これからも特別に用事のない日には事務所でやりたいことをやろうと思う。とにかく、積み重なるものをやろうと家内と決めた。

一ヶ月経ったら、三ヶ月経ったら、半年経ったら、その分何かができ上がっているという様な日々を送りたい。

(日記 午前中は、幼稚園での発表のために、教材を作った。その後、弁当を持って事務所で作業。途中でウオーキング。5時に帰宅。午後7時半から、2月定例役員会。今年度の反省と新年度へ向けての課題などを話し合った。)

 
 

ソフトのバージョンアップ

02 2月

宣伝攻勢
連日、各種宣伝のメールが入ってくる。気にもとめなかったが、「明日一日で特典は終わりです」とのメールが入ってきた。ワープロソフトのバージョンアップだ。

ここ数年、毎年のようにバージョンアップをしてきたので、今年はやめようと思っていたが、連日の宣伝攻勢に「どうしようかなあ」と思うようになった。

メールだけでなく、ダイレクトメールまで送られてきた。そして、昨日は「あと一日で特典は終わり」という。今度こそ最後にしようと申し込んでしまった。

使いもしないソフトまでが抱き合わせになっている。しかし、中には興味をそそるものもある。原稿読み上げソフトは前回からついているが、それも今回バージョンアップするという。

マウスにはスキャナーがついているという。あれやこれやでネットで申し込んでしまった。これでワープソフトのバージョンアップは最後にしようと今は思っている。

バージョンアップすれば必ずしも使いやすいとは限らない。音楽ソフトは新しいものを買ったが使いにくいのでわざわざ古いバージョンに戻してチュ買っている。

何はともあれ、作る側(売る側)は、あの手この手で売ろうとしている。少しずつ使いやすく、いろんな付加価値を付けてこれでもかとばかりに宣伝をするのだ。今回も、後悔はしていないが宣伝にのせられたかなあと思っている。

(日記 午前中はもっぱら数学の教材作り。午前中、4時間集中したので目が痛くなってしまった。午後は、事務所の書籍整理。あれこれ購入したハウツウものも使ってはみたいが時間的なことを考えると優先順位は低い。そんなことを考えながら書籍を整理した。)

 
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