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Archive for 1月 21st, 2012

「ふるさと」とは

21 1月

童話サークル「かっちゃま児童文学会」
  午後3時より、図書館の視聴覚室で「かっちゃま児童文学会」の例会が開催された。会員の一人 Iさんが作品を持ってきた。

  タイトルは『ふるさとちゅうもんは』だった。作品を読んだ後、それぞれが感想を言い合った。「ふるさと」の定義だが、私は次の三つがそろっていることだと思っている。

・地域に家族以外に自分が関わった人がいる
・地域に自分が関わった場所がある
・地域に自分が関わった行事がある

  上記の三つは、私達の年代では当たり前でなかっただろうか。しかし、今の子ども達の動向を見ているとも「自宅と学校または習い事の場所」を行き来している場合がほとんどだ。

  従って、私は今の子ども達は“我が家あってふるさとなし”の状況に陥っていると思っている。私達自身が地域の子ども達の「ふるさと」の一部にならなければならないと思っている。

  私以外の会員は、皆女性であり、県外から嫁いできた人もいる。勝山の人達の閉鎖性を嘆く声が少なくなかった。子ども達は元気に挨拶できるのに、大人の中には、挨拶ができなかったり、人と出会うのを嫌っているような人が少なくないとのことだった。

  私も、時々そんな人を見かける。私はどちらかと言えば、誰とでも話せるタイプの人間だと思っている。そして、人と仲良くなるための第一歩は「挨拶だ」と思っている。

  「子ども達にふるさとを」は私の新年度の課題であり、仕事でもある。地域の人に私の願いが届くかどうかはわからないが、自分の気持ちを発信し続けたい。

(日記 創作童話の紙芝居の絵を完成させた。後は、絵と脚本の最終調整をして、印刷し、読み合わせをすればよいのだ。毎日作業を継続すればいつかは完成するものだ。午後3時より「かっちゃま児童文学会」の例会。作品の批評会を行った。私は、新作を書いていないので雑誌「家の光」の入選作をコピーして持って行き、みんなで鑑賞した。午後5時から「親子太鼓」の練習。本番まで一ヶ月を切った。はたして人前でうまくいくだろうか。多少心配ではある。)