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TIME IS MONEY

15 3月

光陰矢の如し
 この頃、月日の経つのがやけにはやい。この前正月だったのに、もう3月半ば。この調子で時間が過ぎたら何もできないと思う。80歳になった今、やりたいことを少しは絞りたいと思う。時間というのは、誰にも平等で、私たちは、後戻りのできない時間の道を進んでいる。

 こんな貴重な時間を、様々な「モノ」が奪おうとしているように思えなくもない。昔、読んだ本の中に、「ビジネスとは、欲しい人にモノを売るのではなく、欲しくない人にモノを売ることだ」と書かれていたのを今でも覚えている。

 そんなことが、気になって、自費出版した『じいじ達の子供時代』には次のような7・5調の歌を作ったことがあった。

物、物、物の今の世は

 物がなかった 昭和の世
 物がないから 考えた     
 物あり過ぎる 今の世は
 新たな物を 買いたがる

 考える暇(ひま)  ないほどに
 新たな物を 次々と
 作り続けて 買えと言う
 考える暇  与えずに
 物を作って  宣伝し

 あの手この手で 売りまくる
 ローン重なり 四苦八苦  

 物に溺れて  物を買う
 物に流され  物を買う
 物を買うため  働いて
 働いてまた  物を買う

 気がつきゃ「時」が  流れてる
 買えない「時」が  減っていく
 貴重な「時」が  過ぎていく
 後でどんなに 悔やんでも
 月日はただただ 進むだけ

学校の協力により、地元の高校1、2年生全員に調査させていただいた。

時間の使い方もいろいろあるのでは
 実は高校の活性化の一環として、当時の高校の校長先生の協力を得て調査したもので、高校生のゲームやスマホなどの使用時間を問うと共に、プログラミングに興味があるかどうかなども尋ねた。

 こうした文明の機器を使うなとは言いたくない。私も愛用者だからだ。使い方を考えてほしいと思うだけだ。余計なお世話かも知れないが、高校3年間にこうした機器に対して一体どれだけの時間を使うのだろうか。

 それだけの時間があったらもっといろんなことができるのではないかと思ってしまう。貯金と違って時間は貯えておくことができないのだから。その年にしかできないこともあるのではと思ってしまう。

 楽しいこと、身につけたいこと、作ってみたいこと、造ってみたいこと、創ってみたいこと、調べたいこと、鍛えたいこと、体験したいこと、語り合いたいこと、書いてみたいこと、…………いろいろあるではないか。

 スマホに費やす時間の一部でも,こうしたことに時間を使ってほしいと思う。きっと楽しくなるだろう。きっと充実した生活に繫がるだろう。

 大学時代、ある英語の先生がおっしゃった。「趣味の多い人間ほど、人生にもてあそばされることが少ない」と。確かにこのようなことだったように思う。今も、妙に記憶に残っている。そして、80歳になった今も、この言葉が現実味を帯びている。

 
 

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