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「学者が考えること」「政治家が考えること」「私たち庶民が考えること」

26 12月

少子化の原因をどう考えるか
最近、少子化対策担当相がいるくらい、少子化問題は国家の重要な課題になっている。地方の存亡、国家の存亡に関わる重大な問題だ。

第2次安倍内閣の森少子化対策担当相の談話によれば、緊急対策の「3本の矢」を柱に推進されるとのことだった。
1本目は、「子育て支援」で、待機児童の解消や子どもの多い世帯への支援など。
2本目は、「働き方改革」で、子育てと仕事の両立支援や男性の働き方の見直しなど。
3本目の矢は「結婚・妊娠・出産支援」。

なぜ、少子化になるのか、理由は簡単ではなかろう。上記の3本の矢では、減少のスピードを多少は遅くすることはできるかも知れないが、少子化の波は食い止められないように思う。いろんな立場で、いろんな角度から、検討しなければならない。学者や政治家の思いだけでは、実現しないように思う。

若いうちに結婚し、出産をしていた時代は出生率が高かったことは明らかになっているが、今の世の中で、若いうちに結婚して出産するかは、その人それぞれの自由であり、誰も強制することができない。

世の中の何がどう変わったのか、その辺りからじっくり分析する必要があろう。地方が過疎化し、都会へ若い女性が流れていく状況がなぜ起きているのか。しかも、都会は明らかに地方に比べて出生率が低いのだ。当然、少子化が加速されるだろう。

私のような、退職者でも、少子化は気になるところである。今日、例年のように図書館へ本を借りに出かけた。私にとっては、年末恒例の習慣だ。図書館へ出かける前には何を借りようか全く決まっていなかったが、書架の間を歩いているうちに次のような本を借りることになった。

少子化に関する記事などが載っている雑誌3冊と『超少子化-危機に立つ日本』(鈴木りえこ:著)、『危うし!小学校英語』(鳥飼玖美子:著)・『予習という病』(高木幹夫+日能研:著)など教育に関する本を3冊、参考書作りの資料として数学に関する本など2冊、そして、紙芝居作りの参考書として『きむら式 童話のつくり方』(木村裕一:著)を借りた。

少子化対策については、自分でも独自の考えが持てるように今勉強中。なんの役にも立たないかも知れない、地区の活性会員として、やはり少子化には無関心ではいられない。

(日記 午前中は、資料整理。午後は、図書館で本を借りる。パソコンの中も少し整理。知らぬ間にパソコンにしがみついて遊んでいた。)

 

 

 

さんこうにさんこうしょづくりのさんこうとしt絵
■「女性手帳」批判をきっかけに対話

――ただ、そうした「啓蒙」がプライバシーの領域ではないかという批判が、「女性手帳」の報道をきっかけに起こりました。

森大臣:そうですね。やる気まんまんで急ぎ過ぎたあまり、情報発信の際に説明が不十分だったということがあって、最初に大きな批判が起きました。たくさんの女性団体の方が、この大臣室にいらっしゃいました。でも、今のようなお話をすると、最後にはわかってくださいます。産みたくない人に押し付けるわけではない、結婚したくない人に家に入れというのではない。今、結婚したいという若者に、結婚できる経済状態であるとか、出会いの場を設けるのであれば、賛成しますと。女性の体についても啓蒙は大切ですと。話し合いをすると、望んでいることが最後には一致するのです。

個人の生き方を強制するのではなく、ただ、子供を希望する人にとって社会的な障壁があるのであるとすれば、それを取り除いていく。本当は産みたいのに、会社の事情で産めば仕事がなくなると我慢しているのであれば、産んでください。会社にもちゃんと戻って仕事を続けられる、そういう世の中を作ってゆくことが大事です。今回、反対意見をおうかがいできたことによって、お互い話すことができて良かったと思います。それをまた糧にして、どうしたら一番、国民の利益に資する形になるのか検討したいです。

――女性の体についての啓蒙の大切さですが、森大臣ご自身も、弁護士として忙しく働いていた20代の頃に、「卵巣のう腫」を患い、片方の卵巣をほぼ全て摘出して、一時は結婚や出産を諦めようとしたご経験があると聞いています。

森大臣:なぜだろうと思っていました。原因は今でもよくわかっていませんが、当時、長時間働いたり、夏はクーラーで冷やしたりしたことが良くなかったのかもしれません。ですから、今回の少子化対策にもあるワーク・ライフ・バランス、残業をなくしていくという取り組みも、大事になってくるのではないかと思います。少子化危機突破タスクフォースには、産婦人科のお医者さん2人に入っていただきましたが、私の時代よりも今、20代、30代の未婚の女性の疾患が増えているということでした。男性にもそれを知ってもらい、彼女や奥さんを大事にして頂かないといけないし、上司も女性社員を大事にしてもらわないといけない。女性にも男性にも、両方に対して、啓蒙していきたいと思います。啓蒙の形式も、色々なご意見がありますので、更なる検討チームを立ち上げて、ゆっくりと検討していきたいと思います。

 
 

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