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市長と語る会

28 10月

活かしたい高齢者パワー
 猪野瀬公民館で『市長と語る会』が開催された。市からは、市長、副市長、教育長の他、各部長、そして、一部の課長が参加し、地元猪野瀬からは各種団体代表が出席した。私も「猪野瀬地区活性化委員会」の代表として参加した。最初は、地区の要望に対する市側からの回答が担当部長や課長から述べられた。

猪野瀬公民館で行われた「市長と語る会」で挨拶する山岸正裕勝山市長。

猪野瀬公民館で行われた「市長と語る会」で挨拶する山岸正裕勝山市長。

 その後、「猪野瀬地区の活性化」のテーマのもとにフリーに話し合いが行われた。私も、猪野瀬地区の「活性化委員会」の取り組みなどを話したが、その中の一つの視点として、勝山地区や猪野瀬地区の高齢化について、あらかじめ調べておいたので、それをもとにして私見を述べた。

 勝山市は、市街地も、村部も同様に高齢化している。市街地は、ほとんどが高齢化率(65歳以上の人口比率)30%を超えている。村部も同様である。30%を切っている地区は、市街地の一部の周辺部、村部の市街地と接している部分だけである。

 勝山市は、ほぼ3人に1人が65歳以上の高齢者で構成されている。その高齢者だが、潜在能力はかなリ高いと思っている。ある者は会社で、ある者は公務員として、ある者は自営業者として、ある者は農業者として様々な経験を積み重ね、知恵を蓄積させてきたと思っている。

 しかし、こうした高齢者の組織といえば、「老人会」だけであり、その活動は限定的であるように思う。こうした活動にも意味があるとは思うが、もっと別な形で“高齢者の持てる力”を発揮できる組織があればと思う。しかし、従来のような組織では、さらに別の組織の下請的な機能を求められかねない。そうではなくて、もっと緩やかで、義務的でない組織が作れないものかと思う。そんなことを、付け加えて話した。それに対して、市長からのコメントもあった。

(日記 午前中は、『猪野瀬地区活性化委員会』。間もなく開催される「いのせ文化祭」について、話し合った。「活性化委員会」の活動の一つとして既存事業の支援があり、そうしたことについて話し合った。午後は、鹿谷公民館で「銭太鼓」の指導。11月2日に開催される介護施設『さくら荘』の文化祭に一緒に出演することを依頼されたので、家内も含めてその練習を行った。午後7時から、「猪野瀬公民館」で『市長と語る会』。充実した一日だった。)

 

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