RSS
 

Archive for 9月, 2014

映像編集

10 9月

思い出しながら
 映像を編集する必要に迫られている。絵を描いてそれを動かそうとするのだから大変だ。果たしてできるかどうか分からない。

 平泉寺の歴史と言えば、「泰澄大師が白山を開き、その登拝口として平泉寺が大いに栄えたこと。その後、栄華を誇った平泉寺が一向一揆勢に攻撃されて焼失し、その後、規模は比較にならないほど小さくなったが再建されたと」いうところまでだと思っていた。

はたしてこの絵を動かすことができるだろうか。

はたしてこの絵を動かすことができるだろうか。

 ところがその後の平泉寺の歴史も、また、非常に興味あることが分かった。そこで、「再建後から明治の廃仏毀釈、そして、平泉寺が白山神社になった」ところまでを何とか、静止画中心に少しだけ絵を動かしてみたいと思う。

 しかし、映像編集の技術はまだまだ未熟だ。福井の病院へ行くに辺り、映像編集ソフト「プレミアプロ」のマニュアルを持って出かけた。

 たまにしか使わないソフトなので、なかなか操作を身に付けられない。今回も映像編集には苦労しそうだ。場合によっては、作品が完成しないかも知れない。しかし、諦めずに頑張ってみたいと思う。もっと若い時期にこんなソフトがあったらと思うが、それは愚痴というものだろう。

(日記 福井へ行くついでに、済生会の眼科で眼を診てもらった。用事を済ませて午前中のうちに帰宅。午後は、もっぱら映像編集の準備。なかなか大変だ。午後九時近くまでかかってようやく準備ができた。明日から、ボチボチ脚本を作って、映像編集を始めたいと思う。)

 
 

元気な小1の児童と共に

09 9月

楽しい社会人授業
 成器南小学校の1年生の先生からの依頼で、子どもたちの前で授業を行う機会をいただいた。生活科の授業だ。とても楽しみだった。

南小学校での楽しい生活科の授業。とても楽しかった。

南小学校での楽しい生活科の授業。とても楽しかった。

 体育館で、二クラス全員の児童に対して授業を行うということで、今日は紙芝居をいつもの紙に描いた絵からパワーポイントを使って行うことにした。導入として、先ず手遊び歌など3曲を子どもたちと一緒に歌ったりした。

 子どもたちは、積極的に参加してくれた。特に、『大きくなったら何になる』の手遊び歌の後で、子どもたちに「大きくなったら何になりたいですか?」と尋ねたところ、たくさんの手が挙がった。とても盛り上がった。

 時間の関係で、全員に答えてもらうことができなかった。その後、創作紙芝居『ナマズのテツ』を演じた。一転して、水を打ったように集中して聞いてくれた。この切り替えには感動した。

 演技の後、「大きくなったら何になりたいか?」の質問を続けた。ほとんどの児童が手を挙げてくれた。その後、「私たちに対して何か質問はありませんか」と尋ねたところたくさんの手が挙がった。こうした質問にも、元気よく、たくさんの子どもが手を挙げてくれたことに、感動した。とても、楽しい一日だった。

(日記 朝起きる也、今日の紙芝居の画像の再調整。午前9時前に南小学区へ向かった。9時25分頃から、1年生二クラスに対して紙芝居など演じた。楽しかった。午後1時半からは、鹿谷公民館でおばさん達に銭太鼓の指導。その後、歯医者へ。夕方、南校へ今日の授業の写真データをもらいに行った。ついでに授業についての生徒達の感想文もいただいた。内容を読んで感激した。結構忙しい一日だったが、充実した一日でもあった。)

 
 

「平凡」のありがたさ

08 9月

退院
 待ちに待った退院の日。入院中、一番困ったのは、食事だろうか。健康的には考慮されているのだろうが、食事の楽しみというと、少し物足りない。それでも、入院中の生活で一番の楽しみは食べることなのだが。

 やはり入院生活は、普通ではない。やむを得ないことなのだ。しかし、空気の有り難みをあまり感じないで生活しているように、日々の平凡な生活の有り難みを感じることは少ない。

 しかし、こうして入院してみると、行動は制限されるし、食事は制限される。自由なのは、頭の中だけだ。それでも、入院して、不自由なところを処置していただいたことには大いに感謝している。

 これまで何度入院しただろうか。この病院だけで、三度入院している。入院してしまうと、頼みの綱は、主治医や看護師さんだ。

 今後は、「平凡」な日々に感謝し、無理はしないで毎日を送らなければと思う。そういう意味では、今回の入院も自分を省みるよい機会になったと思っている。 

(日記 午前10時過ぎに、いろいろ手続きを取って退院。家内が迎えに来てくれた。二人で、ささやかな退院祝として外食。帰宅後、歯医者へ。午後4時頃、南小学校で明日の生活科の授業の打ち合わせ。明日は、二クラス合同で体育館で授業をするというので、パワーポイントがうまく使えるかどうかをテスト。うまく作動すると分かった。帰宅して、午後10時過ぎまで、明日のパワーポイント画像の修正と仕上げ作業。ようやく準備ができた。)

 
No Comments

Posted in 健康

 

終日、パソコンで編集作業

07 9月

家と同じパソコン環境
 家内が昨日パソコンで絵を描くためのタブレットとタッチペンを持ってきてくれたので、絵を描くための環境が家と同じになった。

 火曜日に南校で演ずる創作紙芝居『ナマズのテツ』のパワーポイント用画像を描いた。同じように、紙芝居をすると言っても、紙に描いた絵で演ずるのと、パワーポイントでは全く異なる。

紙芝居の一場面。このカメも足や首を動かして水中を泳ぐようにした。

紙芝居の一場面。このカメも足や首を動かして水中を泳ぐようにした。

 パワーポイントの画像の場合、瞬時に絵を切り替えることができるので、少しずつ異なる絵を順次切り替えればアニメーションのように絵が動いて見えるのだ。

 紙芝居なら1枚で済む絵をパワーポイントでは数枚描くと動いて見えるので面白い。しかし、複数の絵を描くとなると手間はかかる。

 手間はかかっても、小学1年生の子どもたちが喜べばと思って、気合いを入れて絵を描いた。おかげで、カメが水中で泳いだり、石を持ち上げたりする絵を描いた。九日、南校の子どもたちは喜んでくれるだろうか。

(日記 今日は、朝から晩まで、食事時間以外は紙芝居の絵を描き続けた。夜、9時過ぎまでかかった。そして、脚本も少し手直しした。家にいるのかと錯覚を起こすくらいであった。)

 
 

ラップとは何か?

06 9月

ラップの教科書を読む
 以前に買って放ってあった『ラップの教科書』を読んでみた。これまでは、メロディーのない早口言葉ぐらいに考えていた。しかし、もっと奥の深いものであることが分かった。

 言葉をどのようにリズムに乗せるか。リズムのどこに言葉を乗せるかは大きな問題だ。それと韻を踏むことが大切だという。しかし、だじゃれのように、子音も母音も一致させるのではなく、母音だけを一致させる穂が面白いという。

長女と一緒に見舞いに来てくれた孫達。家内と一緒にパチリ。

長女と一緒に見舞いに来てくれた孫達。家内と一緒にパチリ。

 こんなことを考えると、歌詞を考えるのは難しくないのだろうか。「期待」と「機体」と「気体」などは同音異義語でシャレなどに使われる。

 しかし、「期待」と「錨」となると、子音は異なって母音“i・a・i”は一緒である。このように韻を踏みながら詩を作るというのは簡単ではないが、チャレンジしてみたい気がする。

 そして、自分の言いたいことを詩にするのだ。韻など無視してとにかく、リズムに乗って楽しく歌える曲を書いてみたい気がする。看護婦さんが、私の持っている『ラップの教科書』なる本を見て驚くのも無理がない。 

(日記 病院での生活はいつも同じで短調だ。特に、今日は土曜日でリハビリや検診もない。時折、体温や血圧や血糖値を測るために看護師さんが来るだけだ。空いた時間には、紙芝居の絵を描いたりした。しかし、マウスでは、思うように絵を掛けないので、家内に頼んでおいたら、持ってきてくれた。夕方、長女が二人の子ども(私の孫)を連れてやって来た。しばらく談話室で話をして別れた。そして、家内も帰っていった。)

 
 

いつか来た道

05 9月

多い戦争ドラマ……二度と繰り返すまい
 朝ドラ『花子とアン』を欠かさず見ている。どらもの時代は戦争のあった時代だ。国内が戦争一色になっていく。新聞もラジオも世の中の仕組みもすべて、戦争賛美の方向へ向かっていくのだ。

 最近の朝ドラでは、『梅ちゃん先生』、『ごちそうさん』、そして、今の『花子とアン』も全部戦争前後の物語になっている。視聴者の多くは、その戦争の結果が知っているだけに、戦争の持つ恐ろしさ、危うさ、空しさをよく知っている。

 しかし、当時の指導者は、そんなことはお構いなしに突き進んでいく。そして、一般大衆に多大な影響力を持つマスコミも同調して国民を戦争に巻き込んでいく。

 これらのドラマが繰り返し報道されるのは、なぜだろうか。今の時代がいつか来た道に通じるからだろうか。戦争体験のない人が増えて、戦争の悲惨さが伝わらない時代が来るのではなかろうか。今の世の中、言論により平和を模索するというよりも、武器によって平和を維持するという方向に向かっているように思える。
(日記 入院三日目。例によって、リハビリと諸検査。自由時間にパソコンで紙芝居の絵を描く。といっても、タブレットがないので簡単にはいかない。夜、サッカーの試合を見る。素人目にも、世界のトップレベルとは、まだ差は大きいように思う。)

 
No Comments

Posted in 政治

 

頭の中は自由でも

04 9月

 入院二日目
 車いすでの移動。看護婦さんがついてくださるが、なんとなく申し訳ない。昨日の今日だから体は自由に動かない。特に、足だから、なおさらだ。

 昼近くにリハビリ。黙ってリハビリをしているのもなんとなく落ち着かないので、少しずつ、話をする。途中で子育ての話になった。

 30分ほどの間だったが、話の終わりに伝えたかったことは、「子供が帰りたくなる家庭を作ってはどうでしょうか」ということだった。

 ベッドの上では、身体は不自由だが、頭の中は自由だった。自宅から、三種類のマニュアルと『文芸春秋』を持ち込んだ。時間があれば見ればいいだろうと思って持って来たのだ。一つは映像編集の「プレミアプロ」だ。ほかに、「パワーポイント」だ。いずれも長年愛用しているが、さらにレベルアップするために読もうと思ってのことだ。

 最後の一つが、「ラップの教室」だ。表紙を見つけた看護婦さんが驚いていた。高齢者の私がラップの本を読むなんて信じられないという風だった。暇な時間は有効に使いたいと思う。

(日記 入院二日目。リハビリと後は、定期的な血圧、血糖などの検査だ。時間がいくらでもあるので、時々テレビを見ながら、マニュアルを読んでいた。)

 
No Comments

Posted in 健康

 

「当たり前」に感謝

03 9月

膝の軟骨の手術
  朝起きたら、ご飯をて、行動開始。こんな「当たり前」のことが今日はできない。朝・昼・夕食をの三食を抜いたので、一日のペースがなかなかつかめない。

 歩けることが「当たり前」なのに、手術後はそれができなかった。したがって自分の用も一人ではたせない。日頃の、何気ないことが実はとてもありがたいことだったんだなあと実感する。

 歩けること、走ること、飛ぶこと、食べること、等々普段何気なくやっていることが、いざできなくなると、そのありがたみを感じる。「当たり前」」の有難さを感じてしまうのだ。 

 同じ姿勢を長く続けると、身体に痛みを感ずる年頃になった。特に、ぱそこん好きの私には、気を付けなければならないことだ。

 若いころは、何をしても痛くなることはなかったが、最近は、膝に座に痛みを感じるようになって、とうとう手術をする羽目になってしまった。身体をいたわらなければと思った一日だった。

(日記 午前8時半ころ、自宅を出て済生会病院へ向かう。今日は膝の手術の日。昼ごろから点滴開始。午後1時半過ぎに手術室へ。何度入っても、手術室は気持ちの良いものではない。からだを丸めて麻酔注射。下半身が鈍感になる。何かやっているようだが、感覚がないのでまったく理解できない。そのうちに寝てしまったのだろうか、気が付いたら病室だった。昨晩から何にも食べていないので無性に何かを食べたい。点滴をしているので空腹ではないが、それでも何かを食べたい。何もするつことがないので、持参した本を読む。)

 
No Comments

Posted in 健康

 

パソコンで久々に音楽三昧

02 9月

カラオケ作り
 鹿谷のおばさん達は、熱心に銭太鼓の練習に取り組んでいる。その熱心さに打たれて、私は練習を見に月一回出かけている。足腰が痛かったり、手術などで練習に参加できなくても残りのメンバーが頑張っている。

 今月、ボランティアに出かけるというので、今、練習に熱が入っている。見ている施設の人たちが楽しめるように、銭太鼓の伴奏を私たち夫婦が務めようと思っている。

 私は鳴り物で家内は歌で応援するつもりでいる。その方が盛り上がると思うからである。バチのさばきはお世辞でなく、かなり上手だと思っている。

 そのために、今日は、銭太鼓の曲のカラオケ作りに取り組んだ。どこで、どんな楽器を使えばいいか、どんなリズムがよいのか、考えることは楽しい。

 パソコン上で使った楽器は、トランペット、トロンボーン、サックス、ギター、尺八、三味線、ベース、ピアノ、ドラムだ。これをどのように使うのがよいのか、考えながらの作業だった。実際の楽器は使わないが、パソコンのおかげで結構楽しい。

(日記 朝から、カラオケ作り。午後も作業継続。夜、家内に歌を吹き込んでもらって、銭太鼓の練習用CDを作った。途中で、明日の入院の準備。あっという間に、一日が終わってしまった。)

 
 

市政60周年に思う……減り続ける地方の人口

01 9月

あれから60年
 勝山市が1町8ケ村の合併によって、市になったのは、今から60年前の昭和29年だ。私は、11歳で小学校6年生。勝山市誕生を祝って提灯行列をしたことを思い出す。その際歌った歌の河岸の一節は今でもはっきりと覚えている。特に、その歌詞の一部の「……三万八千住民は……」は時々思い出す歌詞だ。今、人口は当時より1万3千人以上も減って2万5千3人(7月末現在)になっている。

市民会館で行われた勝山市の市制60周年記念式典。

市民会館で行われた勝山市の市制60周年記念式典。

 この傾向はこれからも続くだろう。先般の発表された 民間の有識者による日本創成会議(座長:増田寛也元総務相)の人口減少問題検討分科会の予測では、勝山市の若い女性の減少が激しく、人口は激減するという。

 特に指摘されている問題は、「地方から若い女性が都会へ流出する」ことだ。人口の集まる東京・大阪・名古屋・広島・福岡などの政令指定都市→その周辺では、少子化を実感できないかも知れない。

 『日本創成会議』では「消滅可能性都市 一覧」を発表している。それによると、県内の市の2010年から2040年の若年女性減少率のトップは、大野市(-62.8%)、次いで勝山市(-58.2%)、小浜市(-50.7%)となっている。町では、池田町の-71.1%がダントツだ。

 式典には、知事、衆参の国会議員、県議、市町の代表などたくさんの政治家の方々が参列しておられた。危機感はどの方も持っておられるのではないだろうか。大胆な施策を実施しなければこの難局は乗り切れないのではなかろうか。

 『ふるさと納税』制度があるが、私は、地方で起業する会社には、メリットを大きくすることを国で考えてもらってはどうかと思う。税制面での優遇ばかりでなく、会社の立ち上げや人件費などでもメリットのあるようにして、都会で起業する以上のメリットを考えることができないだろうか。そろそろ誰もが、真剣に考えないと日本の将来は危うくなるだろうと思う。

(日記 午前中は、市制60周年記念式典に出席。午後は、先般行われた娘の結納の写真の整理。あっという間に一日が終わってしまった。)