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暖冬に思う

19 2月

このまま春になるのか
  二月も下旬になった。本当に雪の少ない冬だった。かといって、スキー場には雪がなかったわけではない。今年は、これまで一度も雪下ろしのために屋根に上がることがなかった。勝山には珍しいことだ。

  毎年こんな冬なら、勝山に住む者にはありがたい。しかし、商売をしている人たちにとっては、明暗が分かれたようだ。先日ホームセンターへ行ったら、スコップやスノッパーなど雪を扱う器具があまり売れなかったという。

  除雪を請け負っている人たち、雪下ろしを請け負っている人たちもあまり仕事がなかったのではなかろうか。先日、市長にうかがったところ除雪費が例年に比べて少なくて済んでいるとのことだった。

 いよいよ来週は勝山の左義長。勝山の人間には左義長までが冬だという感覚がある。左義長は春を呼ぶ奇祭だと誰もが信じている。あと一週間でその左義長だ。いつもなら、この時期は、ブルが寄せ集めた雪の山を崩してダンプで河原などに雪を運んでいる時期だが今年はその必要もない。

  今年は、「勝山水菜」を育てている人たちにとっても、楽な冬ではなかったか。水菜の畝の雪を取り除いてビニールがけをするのだが、今年は、除雪の手間が省けたのではなかろうか。

 そろそろ農家の人たちにとっては落ち着かない春が来るのだ。することがいっぱいある。私の方は、まだしばらくのんびりと過ごすことができる。今のうちに、創作活動を進めたい。贅沢な悩みだが、やっぱり冬はほどほどに雪が降ってほしい。

(日記 朝は先ず区の会計処理。続いて『かたせ瓦版』の編集作業。こつこつ続けているうちに4月以来第23号になった。作業中、ずっと、「参議院予算委員会質疑」を聞いていた。攻守交代して野党は勢いづき、与党は静かになった。常に前政権の取り組みが話題になっていた。今日もTPPが問題になり、「農業が自動車の犠牲になるのか」と質問する議員もいた。ところで、パソコンは指を酷使する。そこで、どうしようか迷っていたが、「音声入力ソフト」を買うことに決めて注文した。これまでも、購入したことがあるが、実用的ではなかった。今度こそ、上手く使えることを期待したい。ソフトの性能とこちらの使う能力が必要だが、話すだけで、文章が作れるとしたら、そんな素晴らしいことはない。)

 
 

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