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生かしたい高齢者の知恵

08 2月

高齢者は知恵の宝庫
  午後1時半より、市の区長連合会理事会が行われた。今日は、かなりハードな日程だ。その後、午後4時より市長と語る会、そして、5時半より場所を移して懇親会が行われた。

  今日の理事会では、役所からの連絡事項がいくつかあった。
  環境政策課より
   ・全市一斉清掃日の設定について
     ・県市町交通災害兄弟について
   ・えちてつサポーターズクラブについて
  建設課より
   ・市民と一体となって雪を克服し雪に親しみ雪を活用するまちづくり計画について
  総務課より
   ・『各地区の地域力向上事業』について
   ・勝山市公衆街路灯設置補助金の運用について
  観光政策課より

市長と語る会で、新年度に向けての想いを語る市長。

   ・勝山市フイルムコミッション設立について

  勝山市では高齢者の一人暮らしや二人暮らしが増えている。そんな人達の一番の心配事は、“屋根の雪下ろし”だ。雪下ろし中、屋根から落ちて命を落としたり、怪我をした人も少なくない。

  雪下ろしを業者に頼めば、かなりの金がいる。融雪装置も灯油代もかなりかかり、高齢者には負担になる。無理矢理屋根に登れば、落下の危険もある。

  そこで、「勝山を離れて雪のないところへ移りたい」という者も少なくない。我が集落のアンケートでもそんな人がいた。高齢者には深刻な問題だろう。

  我が片瀬では、一人暮らしの家庭に対しては、区の除雪機で道路除雪を行っているが、個人の屋根の雪下ろしに関しては、危険を伴うので区が簡単には斡旋できない。

  この件に関しては、地区の存続に関わる問題でもあるので、機能的な仕組みを考えなければならないと提言した。

  懇親会では、「高齢者は知恵の宝庫である。それらを生かさないの地域の損失である。しかし、実際にはそれらはあまり生かされず、高齢者が存在感をアピールできない。」と発言。

  そうした状況に我慢できない人の中には、過激な発言をする人も出てくる。他の人のやる気をそぐので、地域の損失にもなる。それぞれが、その存在を認められる地域にしたいものだ。

 市長にも、頭の中に入れておいてほしいとお願いした。市長も、理解を示して下さった。大げさに言えば、高齢者の知恵を生かすことが地域の存続にかかっていると言えるかもしれない。

(日記 午前中は、紙芝居の絵描き。午後1時半より、午後8時過ぎまで、市区長連合会の会合や懇親会。いろんな人と話すことができてとても楽しかった。)

 
 

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