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「児童厚生員」研修会で

14 11月

情熱は伝染する
  今日、午後1時半より、児童館職員である児童厚生員に向けて話をすることになった。話すことは大好きだが「何を話すか」が問題だ。「子どもの様子の見方」と「保護者への対応」についても話してほしいとあらかじめ連絡があった。

  指導員の膝に乗ったり、だっこをねだるなど「赤ちゃんがえり」をする児童がいること、言動に問題のある保護者への対応などを聞かせてほしいとのことだった。また、児童館職員としての心構えも話してほしいと言われていた。

講師紹介。過去のことを紹介してくださったが、私は今を生きることで頭がいっぱいだ。(福祉健康センターすこやか)

  話すことはいろいろあるが、先ずタイトルを『情熱は伝染する』とした。それは、児童館のように、不特定多数の子どもが来たり来なかったりする状況で子どもたちを指導するには児童厚生員の前向きな姿勢が必要であると感じたからである。

  職員の姿勢が子どもへの成長に大きく影響すると考えたからである。魅力ある職員になってほしいと思う。子どもと職員の人間関係ができていれば、保護者との意見の食い違いも何とか克服できるのではないかと思う。

  児童と職員の信頼関係をなくして、保護者と職員が理解し合うことは非常に困難であると思うからである。遠回りでも、この方が近回りであると思う。

  もし、私が職員だったら「先ず自分自身が前向きに生きる」ことから始めると思う。そうでなければ、子ども達にとって魅力ある職員(先生)になれないと考えるからである。

若い皆さんへの話はとても楽しかった。いい意味での緊張感もある。

  次に、毎日通ってくる生徒に目標を持たせ(児童自身が目標を考えることが望ましい)、それに向かって毎日少しずつ努力していくことをすすめたい。半年後、一年後、いくらかでも進歩していれば、子どもたちはこつこつ努力することの大切さを実感できると思う。

  これは、また職員(先生)の信頼を得ることにもつながっていくであろう。こうした前提がなければ、モンスターペアレントとは形式的にしか対応できないと思う。人間というものは理屈では動かない動物であるからだ。

  こういうことをベースに、「ことばの力」、「コミュニケーションの大切さ」、「児童理解」、「存在感と自己肯定感」、「子どもに家庭はあるか」、「地域に子どもを育てる力があるのか」、「モンスターペアレントの出現」、「子どもをどう見るか」、「保護者への対応」などについて話した。

 最後に2、3の質問を受けて話は終わった。若い人たちと話すことができてよかったっと思う。私も改めて、前向きに生きていきたいと思う。健康維持については、まだまだ改善の余地がある。反省、反省。

(日記 午前中は、今日の話の資料づくり。アグリー(パワーポイント型プレゼンテーションソフト)での資料づくりだ。午後1時より3時まで市の児童厚生員の研修会で話をした。「先生方はまだまだ若い。いろんな可能性が自分にも子どもにありますよ。」とエールを送って話を終えた。気分よく帰宅することができた。天候は、11月らしく雨やみぞれが降り、冬の前触れだ。雪囲いはまだだが雪が降るまでには晴れる日もあるだろう。)

 
 

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