RSS
 

振り返れば……

22 10月

軸がぶれている……
  どうも最近忙しすぎる。といっても、誰かから何かをさせられたり、引き受けた役柄がたくさんの時間をとっているわけでもない。自分が、手当たり次第にやりたいことをやろうとしているからだ。

  歳を取ったら、間口を狭めなければならないのに、逆に広がっているような感じがする。退職者としての余裕を失うほどだ。これではのんびりと旅にも出かけられない。肝心の創作にも時間を割けない。

  家内に、「何かに的を絞ったら」とよく言われるがその通りだ。自分にとっては厳しい選択だが、ゆとりを回復しなければならない。そうでないと何もかもが中途半端になりそうだ。

  しかし、退職以来、しばらく続けていたが、その後忙しくなって中断したものがある。それは数学だ。退職直後は、産業支援センターへ通い、『ホームページ制作講座』を受講し、数学のホームページを制作していたのだが、忙しくなって一番先に中断してしまった。

  長年、高校数学の教員として生きてきたのに、それをやらなくてあたふたしているのは我ながら情けない。もう一度、2年半前の退職時に考えたように、数学を基軸とし、晴れればほどほどに農作業をし、地域のため、家族のため、自分のために、時間を費やしたいものだ。

公開しながら制作している数学のホームページ『数学は読解だ』の表紙。

  そして、いつの日にか、自作の紙芝居などを持って、東北の子どもたちに喜びを与えてあげることができれば、それがそのまま自分の喜びになるだろうと思う。最近は、時間の中を漂っているような自分だったことを反省したい。

(日記 午前中は、区長としての雑務。区の山林の調査票の書き方が分からないので、奥越農林事務所へ尋ねに行く。午後は、部屋の整理をしながら、時々、静岡で演奏する曲の練習。この頃、譜を読む力が弱くなった。暗記できるよいが、10曲あまりを簡単には暗記できない。結局譜面に頼るが、弾きにくい曲もある。できなければ何度でも練習するしかない。午後7時半より、オカリナ教室。練習の後、お茶を飲みながら、年末のクリスマス演奏会に向けてどうするかを相談する。)

 
 

Leave a Reply