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Archive for 10月 13th, 2012

ウルトラ「しょうが」

13 10月

体を暖めて健康に
  NHK『ためしてガッテン』を購読している。『ためしてガッテン』のテレビもよいが、時間がかかるので、雑誌の方を愛読している。その中に、「しょうが」の効用についての記事があった。

 特に、免疫力をアップ『体を温めて健康になる!』という特集に注目した。それは、「しょうが」の効用が書いてあったからだ。その中に、「しょうが」を乾燥させると体暖め効果は2.5倍になると書いてあった。

  体温がわずか1°か2°下がるだけで免疫力は大きく低下し、病気になる確率は非常に大きくなるとのことだった。それは、ウイルスを退治するリンパ球の活動が低下するからだそうだ。感染症にかかりやすくなったり、重い心臓病になったり、出血が止まりにくくなったりするそうだ。

家の前で、「しょうが」を乾燥させて『ウルトラしょうが』づくり。粉末にするとごくわずかになる。

  ところで、我が片瀬の特産の一つに「しょうが」がある。この「しょうが」を生かさない手はない。村の人でも、「しょうが」は「紅しょうが」にして利用している人が多いらしい。私も大好きだが、塩分が強すぎ健康にはあまりよくないだろうと思う。

  さて、この「しょうが」だが、『ためしてガッテン』では、乾燥させたものを『ウルトラしょうが』と呼んでいた。それは生の「しょうが」と区別するためだ。生のショウガは、一時的には体温を上げるが、1時間後には体温を下げてしまうらしい。

  予想とは別の効果が出るらしい。体温を温めるなら、『ウルトラしょうが』がいいらしい。それは、普通の「しょうが」には血行をよくする「ジンゲロール」のみが働くが、『ウルトラしょうが』には、「ジンゲロール」に加えて胃腸を刺激し体の中から温める「ショウガオール」も働くからだそうだ。

  私の「しょうが」の食べ方で大好きなものは、生の「しょうが」を3~5mmにスライスして味噌の中に漬けたものを翌日以降に食べる「味噌漬け」だ。続いて「紅しょうが」だが、いずれも塩分が気になる。下ろしていろんなものにかけるのも大好きだ。

  そこで、今年は、この『ウルトラしょう』作りにチャレンジした。2~3mmにスライスした「しょうが」を天日で乾燥させるのだ。このままにしようと思ったが、カラカラに乾いた直後にこれを粉末にするのだ。こうすると何にでも使える。

  食卓の上に置いておけば、味噌汁、漬け物、しょうが湯。そして、これからは湯豆腐や水炊きなど何にでも使えるのだ。しかし、乾燥させると「しょうが」は、10分の1以下になってしまうのではなかろうかと思われる。

  「しょうが」の産地の人間が、その「しょうが」を生かせないのでは悲しい。『ウルトラしょうが』作りには晴天は欠かせない。今日と明日は晴れるだろうと思って、三度目の『ウルトラしょうが』づくりを行った。

(日記 今日は『ウルトラしょうが』作りをしようと思って、朝食後、畑へ「しょうが」を取りに行った。早速スライスして家の前へ並べた。その後、部屋の掃除。そして、オカリナのカラオケづくり、午後1時頃、光福寺のお坊さん達が『報恩講回り』に来られ、読経してくださった。)