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Archive for 10月 25th, 2012

改めて『事を成すのは人である』

25 10月

人こそ資源
  最近改めて思う。人こそ最大の資源であると。地域にたとえ歴史ある神社仏閣があろうとも、それが観光資源になるとは思えない。それらを生(活)かす人材(財)がいなければ、資源はただの「モノ」に過ぎない。

  我が村近くに日本一の大仏ができた。誰もがたくさんの観光客が来ると思ったのだろう。いろんな人たちが門前町やその付近で様々な店を構えた。土産品も作られた。しかし、一年と経たないうちに閑古鳥が鳴くようになった。

  そして、櫛の歯が抜けるように土産店は門前町から消えていった。最終的には全ての土産店が撤退した。日本一の大きさを誇る越前大仏、日本一の高さを誇る五重塔、日本一の高さを誇る天守閣を持つ勝山城博物館、いずれも未だ観光資源になり得ていない。

  事を成すのは人である。初めに人がいなくてはならない。そう考えると、その人を育てることを考えなければならない。しかし、現実には、悲しいかな先人の知識をなぞるだけの教育が横行しているように思えてならない。

  現代は、答えのない連立方程式を解いているような状況にあると思う。正解がないとも言える。ならば、ベストがなくても、ベターな答えを見いださなければならない。そんな訓練を受けているだろうか。

 子ども時代から、考えることの大切さを身に付けさせなければならない。よりよい高校、よりよい大学、よりよい会社や官庁を目指す者は多いが、その後が問題だ。いつの間にか自己中心の人間に変身してしまう。

  さて、政界に目をやると、日本の現状を改善すると言うよりも、党の利益、個人の選挙を優先する国民無視の政治家が多すぎるように思う。民主党の与党ごっこもまもなく終焉を迎えるであろう。

  そのとき、自民党がどれだけ議席を獲得できるか、それとも、今日都知事を辞任し新党結成を表明した石原氏の動き、日本維新の会の橋下氏の動き……、どのグループが国民の支持を得るだろうか。

  与党病に憑かれた人たちは、徒党を組もうとするだろう。過半数を目指して政界再編が起きそうだ。絶対にありそうにもないと思われた自民党と社会党が組むことだってあったのだから。

  果たして、この日本をよりよく導くリーダーは生まれるだろうか。国民の税で自分達だけ得をしようとする輩がまだまだ横行しそうな日本でる。改めて言いたい。「出でよリーダー!」と。

(日記 午前10時より鹿谷公民館でおばさん達に銭太鼓の指導。かなり上手になってきた。午後は、もっぱら『かたせ瓦版』の仕上げ作業。 夕方、5時半に完成した。早速班長に配った。慌ただしい一日だった。)

 
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