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泰澄大師ゆかりの山『大師山』

03 10月

市民登山の山
  我が村の背後には、白山を開いたと言われる泰澄大師ゆかりの山“大師山”がある。かつては、生活の山だった。特に、燃料としての薪を伐採するにはとても大切な山だった。しかし、近年は、市民登山の山として親しまれるようになった。

大師山の入り口に先ず「登り口」を表す標柱を立てた。

 私が作った『片瀬豊年ばやし』の1番は、この山についてのものにした。

   『片瀬豊年ばやし』
1.前歌 村の後ろに ひかえし山は
       越の白山(しらやま)開いた御仁(おかた)
        泰澄ゆかりの大師山 大師山

  本歌 ハア アーアーアー
         春は桜で 秋もみじ
               季節彩る 守り神 守り神
                 「ワラビ ゼンマイ 山の芋   薪に材木 山の幸」
           山の麓にゃ 大仏とだんごまきする 佛母寺(ぶつもんじ)
           山を守るにゃ 道づくり 道づくり ヨホ ホィー

   この山は片瀬の守り神であるばかりでなく、猪野瀬地区の山でもある。今日は、猪野瀬地区のまちづくりとして、この山の麓に案内の標柱を立てることになった。作業をするのは猪野瀬公民館長と4人の区長だ。

2本目は、分岐点に標柱を立てた。

  先ず村の入り口に、標柱を一本、続いて分岐点にもう一本の標柱を立てた。作業中にも、大師山へ登る二人組が「大師山の頂上へへ行くにはどうしたらよいか」と尋ねてきた。案内の標柱は大切であることを実感した。

  山頂に登ると、勝山市内、大野市等が一望できる。そして、白山の山頂がわずかに見えるのだ。山頂を「ふちょうがみ(伏し拝み)」とも言うのは、修行中の泰澄大師が白山を伏し拝んだからだと言われている。

  この大師山を経由して三ツ頭山へ行くことができる。平泉寺から三ツ頭山、法恩寺山を経て白山へ至る道を越前禅定道という。平泉寺から大師山を経由しても、白山へ行くことができるのだ。

  今週末には、『歴史探遊館まほろば』が平泉寺にオープンすることになっている。泰澄が開いた白山への登山道の起点である平泉寺は越前馬場とも言われているが、ここに歴史資料館ができるのだ。平泉寺は、かつては、白山への登拝者で賑わったと言われている地でもある。

  世界遺産を目指す平泉寺ゆかりの山『大師山』に標柱を作ることは、意義のあることでもあろう。単なる山登り、自然観察等に加えて、歴史について学ぶことは、山登りの楽しさを倍加するのではなかろうか。

  加えて言うならば、「ハワイ」についても常夏の自然豊かな国であるという面と共に、ハワイの歴史(アメリカの50番目の州になった経緯、大戦中の日本との関係など)を知れば、ハワイの見方や楽しみ方も少しは変わるのではなかろうか。

畦の近くには法人の農舎があり、糠は自由にほしいだけ使うことができる。ありがたい。

(日記 午前中、大師山登山口に標柱の取り付け。午後は、来年、法人から借りる畝の農作業。先ず、里芋を植える畝に糠をまき、畝をかまぼこ状にした。数日後には黒マルチを掛け、里芋は来春植える予定。その後、ニンニクと玉ネギを植える場所に六呂師の牛糞堆肥や糠を入れて耕した。そして、最後に黒マルチを掛けた。数日経ったら、保存しておいた自家用のニンニクを植えるつもり。種を買わなくてもよいようになったのはうれしい。集団の野菜畑なのでいろんな人が入れ替わり立ち替わりやって来る。いろんなことを教わることができ、いろいろ話すのはとても楽しい。)

 
 

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