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つながり

16 10月

何が何につながっていくのか?
  私「片瀬」では、地区の伝統として銭太鼓をやっている。完全に他県のもの(島根県の『安来節』で銭太鼓をする)を伝えてきただけだが、それでも、百年ほど続いてきた。それを一昨年全く新しいものにした。

  さて、この銭太鼓だが、真剣に取り組めば、地区の活性化から、農業振興につながっていくと私は信じている。そう思って、歌詞から法被のデザインや襟に入っている文字まで吟味してきたのだ。

  片瀬をブランド化する一つの手段になるとも思っている。それに、一緒に練習することによって人間関係が深まり、普段は会うこともなく、会っても車の中から頭を下げるだけの存在だった人が一緒に練習をすることによってかなり親しい関係になったと思う。

  平泉寺地区では、運動会に町民総踊りとして、民踊を踊るという。小学生から、その保護者、そして、地域の人たちが一緒に一つの踊りの輪を作るという。

  私は、こうした踊りは、健康につながり、人と人との関係をより親密にし、さらに発展すれば地域の活性化、そして、地域の経済にも好影響が出てくるように思う。いざというときのためにもなると思う。人はいつどこで、誰に助けられるか分からない存在だ。

  普段から、気楽に話せる関係を作っておくことは、防災上も極めて有効だと思う。「祭りの活力は地域の活力」という言葉を聞いたことがある。全くその通りだと思う。人と人との関係が希薄な地域では祭りなど簡単には盛り上がらないだろう。

  祭りの意義を見いだせないのだろう。だから、今では、多くの地区では、抽選会でもしないと人が集まらないのだ。ものにつられてしか、人は集まらないとは悲しいことだ。

  どんなことでも、真剣に取り組めば、まだまだ予期せぬ方向に発展していく可能性がある。そこのところを理解できる人が増えないと、祭りなどは活性化しないだろうなと思う。一つの鍵を握るのは時代を託す子ども達だ。子どもたちが参加するイベントは将来につながる可能性が大きいと思う。

 

平泉寺公民館での踊りの練習。私も一緒に踊りを楽しんだ。

(日記 午前中、田んぼの畦の草刈り。稲刈り前に刈ったが、それでも畦の草がかなり伸びていた。考えてみれば、農業は、草と病気と害虫(人間から見れば)との戦いかもしれない。人間は、草も、病気も害虫も、全て農薬で片付けようとしている。しかし、その影響はいつか人間に帰ってくるかもしれない。午後も3時まで畦草借りを行った。その後は、ハワイアンギターの練習。そして夜は平泉寺公民館で民謡の練習。運動会で、町民が踊るための練習だ。去年もやったので、練習に来なくても踊れる人は少なくないだろう。今年は平泉寺のグランドでどれくらいの大きさの踊りの輪ができるか楽しみだ。)

 
 

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