RSS
 

日々の変化は微々たるものだが……

29 7月

常に今は時代の最先端
   『変化は一日にしてならず』と思える。自分が生きてきた過程で、一日一日の変化は全く感ずることができなかったが、10年、20年、……、50年、60年というスパンで考えてみると、驚くほどの変化だ。

  公民館に置かれている猪野瀬地区のアルバムを見ていると、村の人達も、ずいぶん若かったんだなあと思ってしまう。自分自身もそうだ。鏡を見ると、やけに老けたおじさんがいるなあと思うが、それは自分の姿だ。

  写真の写りも同様だ。なんと老けて写るのだろうと思うが、それはカメラのせいではない。自分の精神年齢と自分の精神年齢に隔たりがあるだけだ。子供の頃から60年あまりの時間をかけて徐々に変化してきたのだ。

  これは、何も人間の変化だけではない。生活様式もずいぶん変わった。信じられないほどの変化だ。私のこども時代には、今なら当たり前の『洗濯機』も『冷蔵庫』も『テレビも』なかった。まちの電気屋で見たプロレスや大相撲は感動ものだった。

  テレビは白黒の映りの悪いものだったが、すごい電気製品が出てきたものだと、感動したものだ。それがカラーになり、白黒の番組は何となく興ざめしたものだ。そのうちに、全番組がカラー化し、さらにハイビジョンが出てきた。そうした移り変わりと共に私達は生きてきたのだ。

  自動車、電話の変化もめざましいものがある。どれをとっても、日々の変化はわずかで見えない。しかし、世の中は確実に変化しているのだ。そしていつの時代も、変化の最先端にいるのだが、しばらくすると過去になってしまう。

  逆の見方をすれば、日々の変化は目に見えないほどわずかでも、前へ進めば確実に進んでいくということだ。前へ進もうという気持がなくても、年月は絶え間なく進み、年齢という変化が確実に自分を襲ってくることになる。

  毎日の微々たる変化を信じ、目標を定めて行動すれば、誰でも自分の変化を実感できるはずだ。この力を私は“毎日パワー”と呼んでいる。やりたくても、できないと諦めている部分が自分にはある。今一度毎日パワーを信じて、自分の進みたい方向を定め、楽しく一日一日を過ごしたい。

孫達は家の前で水遊び。そのうちに、孫達と海水浴へ行きたい。長男は明日から仕事のために一人で横浜へ。

(日記 午前中は、じいちゃんバンドの編曲作業。楽譜を書き、練習用のCDを作成した。子ども達は、家の前で水遊び。小2の孫がスイスイとパパ(長男)のスケートボードを乗りこなしているのには驚いた。子どもの潜在は素晴らしい。周囲の人間、時には本人自身が潜在能力を引き出すことができるかどうかだ。わずか3週間ほどの帰省の間に、わずかなことでも、それまでできなかったことをできるようにしてやりたい。午後1時過ぎからじいちゃんバンドの練習会。三国、春江、大野からメンバーが集まってきた。みんな昨年の中頃からバンドを始めたメンバーだ。それでも、熱心なメンバーは音の出なかったトランペットの音が出るまでになってきた。10月の軽音楽部のOB演奏会までにはもう少し上達しておきたい。)

 
 

Leave a Reply