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Archive for 7月 21st, 2012

バランス

21 7月

「プラスのバランス」と「マイナスのバランス」
 マイナスのバランス
 
「バランス」というと、「プラスのバランス」と「マイナスのバランス」を考えてしまいます。昨今の「いじめの問題」ですが、いじめる側の人間は、「自分の弱さ(惨めさ)など」と「弱者に対する攻撃(いじめなど)」でバランスをとっている場合があると思っています。

  親から虐待を受けたり、著しく経済的に恵まれていないなど家庭に問題がある場合、または、自分に自信を持つこと、納得できるものを持っていない場合に、その対抗処置として「弱者へのいじめ」によってバランスをとる場合もあると感じています。 

  往々にしてこの場合には、本人が自覚していない場合が多いのものです。無意識のうちに、いじめてしまう場合が少なくないのです。時には、「ねたみ」などがいじめにつながる場合もあるのではないかと考えています。

  クラスで学業もスポーツも優れた者がいて、自分はそうではない場合、自分も何かで頑張ろうと思えばいいのですが、それができない場合には、相手に対して攻撃的に出る場合があります。

  学校でのいじめの解決のためには、全ての児童・生徒に対して、いじめはよくないこと、時には犯罪になることを十分認識させることは必要ですが、それと同時に、全ての児童・生徒の生い立ちや家庭環境、学校における居場所や人間関係、種々の能力や性格など様々な部分に気を配らなければならないと考えています。

  それは、人は思わぬところで無意識にバランスをとろうとするからだと私は考えています。全ての人間がそうだというのではありませんが、一部の子どもの中には自分の弱点をカバーしようとして他者に対して攻撃的に出ることがあるからです。

  また、攻撃を受けても(いじめられても)、受け流せる子どもと重く受け止める子どもがいて、第三者がいじめであるかどうかを判断することが困難な場合が少なくありません。今回の大津の事件でも、関係者が「いじめはなかった」とか「いじめを認識していなかった」というのはそのためかもしれません。

  但し、今回の事件では、.アンケートを実施していますが、その中のいくつかの文言から「いじめがあったことを関知できない」ような感度の鈍さでは、今後もいじめを認識できないのではないかと心配になります。いじめはあるものだと考え、いじめの予兆をしっかり捉えるべきでしょう。

 私自身も今で言う「いじめ」を受けたことはあり、不愉快に思ったことは少なくありませんが、それが不登校につながることはありませんでした。それは自己満足できる部分を少しは持っていたからではなかったのかと考えています。

  自分の昔の自慢話をする人がいますが、これも無意識のバランスかもしれません。本人は無意識にバランスをとっているつもりでしょうが、これを何度も聞かされる者には、これほど無駄な時間がありません。こうならないように気をつけたいものです。人間とは難しい存在ですね。

プラスのバランス
  幅広く、心豊かな人間に成長するためには、バランスのとれた人間になることが必要ではないでしょうか。人間は一芸に秀でていることは大切ですが、バランスのとれた成長も大切ではないかと考えています。

  理科系の人間にも文科系の力が必要であると考えていますし、スポーツのできる人間も、文化的なことにも興味を持ってもらいたいと思います。デジタル時代ですが、アナログ的な部分も忘れてはいけないと考えています。

  自分自身や自己の所属する団体の利益を考えて行動することも大切ですが、他者のことも考えられる人間になってほしいものです。最近の政治の世界を見ていると、このバランスが欠けているように感じているのは私だけでしょうか。

  教師は教える立場と子どもの立場に立って指導しなければならないのではないでしょうか。結果を急ぎすぎると教える立場の力が強くなりすぎてしまいます。短期的な成果は出るでしょうが、社会へ出たときにも身についている力になっているかどうかは怪しいものです。

  多少テストの成績が劣っていても常に自らの頭で考えることを学んだ生徒と、ペーパーテストの成績がよくなるように答えの出し方(能率的な解法)を学んだ生徒とでは、社会へ出たときには大きな差が出るのではないでしょうか。

  理論と実践のバランス、男女のバランス、自国の発展と他国の発展、世の中にはいろんなバランスが考えられます。私達は、より平和的に、より前向きに生きるためにもこのバランスを大切にしたいものです。

(日記 最初に、区の各種団体合同委員会の案内を書き、各種団体長に配って歩いた。その後、雨が降っているので部屋の片付け始めたが、途中からCDの整理になってしまった。捨ててもいいようなCDがたくさんあったが、わずかしか捨てられなかった。終日整理をしたが、部屋はほとんど変化はなかった。心を鬼にして捨てないと、モノを少なくできない。私のような「もったいない」型の人間には、捨てることは精神的に非常に疲れる。明日も作業を継続だ。夜は四十数年前に作った曲の編曲作業を行った。 )