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10年前、そして10年後

30 5月

我が村は持続可能か
  自分経験から言えば、10年や20年はあっという間に過ぎてしまう。我が家を例にとれば、10年前は、高校生、大学生、社会人の3人の子どもがいた。20年前となると、小学生が2人、中学生一人と私達夫婦の5人だった。

  しかし、今は、それぞれが就職して、私達夫婦の二人だけになってしまった。10年後、20年ごとなるとまったく想像できない。私達の村では、一人、2人、あるいは3人暮らしの家庭が約3分の1ある。

 それこそ、10年後には村の総戸数は減少するだろうと思う。また、今は、小さな子どもが何人かいても、10年も経てば事態は一変する。20年も経てば、想像もできないような状況になる可能性がある。

 そうなると、村そのものが持続可能かどうかが問題になる。となると、村の過疎化は、今、子どもがいるかどうかではなく。根本的に、住みたくなる村、戻りたくなる村にしなければならない。地域の子どもを地域が育てる気持ちでなければ地域は「ふるさと」になり得ないであろう。

 何か、行事をやるにしても、心を込めて取り組まなければならないだろう。誰もが参加したくなり、楽しめるように努めるべきではなかろうか。ただ、こなしているだけでは、どうしようもない。

 次の日曜日は、私達の地区の運動会だ。昼食はバーベキュー。田植えも終わり、一日のんびりと楽しもうというわけで、毎年5月の末か、6月初めに行っている。

 私には、「たかが運動会、されど運動会」だ。これを機会に、区民が楽しい一日を過ごすことができるように準備する者は考えなければならない。たとえ種目を考えるにしても、適当に考えるのではなく、少しでも楽しいものにできないかを考えるべきだ。

『竹げたムカデ競争』につかうスキー場の竹げた作り。

  このようなことを関係者にお願いしておいた。私も、何か子どもが喜びそうな種目をやろうと思って、図書館へ出かけ、「竹げたムカデ競争」をやってみることにした。この種目だけは、全て私が段取りをすることにした。

 竹を割り、スキーのようにして、一度に3人が足を入れて息を合わせて前進するのだ。これを小学生にやってもらうことにした。果たして、楽しい競技になるだろうか。子ども達の楽しい思い出になれば、いつか大人になった時、今度は次の世代を楽しませてくれるのではなかろうか。

  また、バーベキュー直後に、竹のプランター作りを行う予定だ。親子で、あるいは祖父母と孫が力を合わせて、独自のプランターを作り、家に持ち帰ってもらえればと思う。そしてそれらを各家庭で飾ってもらうのだ。できれば道路に面した部分に飾ってもらいたいと思う。

  村の中を歩いたとき。あちこちできれいな花を見ることができるのは、楽しいだろうし、自分の住む地区に、愛着が持てるのではなかろうか。楽しい一日を過ごしながら、次につながる何かをスタートさせることができればと思っている。

 こうして、ふるさとに愛着を持ってもらうことで、持続可能なまちづくりができればと思う。こんなことを考えていると、私自身も運動会が待ち遠しくなる。村の3役の一人が大工さんであるので、当日は、子ども達の応援団として活躍してもらうことになっている。る。

衣装とレイを着けてのフラダンスの練習。誰にも習わず、パソコンでYouTubeを見ながらの練習だった。

(日記 午前中、区の仕事。金の出し入れなどで、JAへ行き、記帳してもらったりした。その後、「竹げたムカデ競争」に使う竹げた作りなどを行った。続いて、フラダンス用のCD作り。午後7時半より太鼓のメンバーで『フラダンス』の練習。2曲覚えた。次の土曜日に初めての発表があるのだ。今日はTシャツの上からではあるが、衣装を着けて練習した。少し様になったようだ。私は、ハワイアンギターの練習。)

 
 

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