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人間信頼の感情を育てる

11 5月

恩師の言葉
  今の政府も東電など電力会社も、国民の信頼を失っているように思う。信頼を失っては、何を言っても説得力がない。国民からそっぽを向かれては何もできないのではないか。

 「人間信頼の感情を育てる」とは、今から40年ほど前に恩師のN校長からお聞きした言葉だ。高額の税を課せられた国家はいくらでもある。しかし、そうした国では政治家は国民に信頼されているのではなかろうか。

  国と国であれ、個人と個人であれ、その根底にお互いが信頼できる関係が築かれていなければならないように思う。どうも、個人も国家も自己中心的でありすぎルように思う。

 なぜ政治家や大手電力会社の幹部は国民から信頼されないのだろうか。ぞれは子ども時代からの育ちが影響しているように思えてならない。最近読んだ本からは次のような構図が見られる。

 テストの点数エリートは、いわゆる難関校へ進学することになる。そこまでは、常に地域の点数エリートとしてちやほやされている場合が少なくない。

  いつもトップを走ってきたのだ。しかし、社会へ出ると、点数エリート同士が闘わなければならないことになる。官僚になれば、トップは1人でよいことになるからだ。大会社でも同様だろう。

  人生で敗者になったことのない者が次に狙うのは何だろうか。経済的な優位性ではなかろうか。天下りで少しでもよりよいポストに就くことだという。そのためには、国民のためよりも、自分たちのポスト確保が優先される。

  こんな論調が溢れている。当たらずとも遠からずだろう。官僚と政治家、対立しているようでくっついている。以前にも書いたが、民主党の仕分けで建設を見送られた朝霞の公務員宿舎が野田財務大臣の時に工事を突然再開した。

 ところが、世論の反発を招き総理になったときに工事を中止(無期延期か)している。なぜこういうことになるのだろうか。悲しき点数エリートの末路は金の亡者になっているように思えなくもない。

 今望まれるのは、信頼できる人間を育てることだろう。人から信頼されてこそ、真のエリートだ。そんな人間を育てる方向に舵を切らなければならない。

 出でよ!平成の龍馬!!橋下氏は龍馬を気取っているように見えるが、はたして結果はどうなるのだろうか。期待と不安半分。その動向に目が離せない。

集会所での銭太鼓の練習。(今日の写真ではありません。)

(日記 区の仕事のために、午前9時少し前に自宅を出発、司法書士、大野税務署(国税)、福井県税事務所(県税)、市役所税務課(市税)、JA、ホームセンター、金物店等を回ったら、午後4時になった。昼食は途中で買ったパン一個。大野税務署では約1時間、書類の書き方を教えていただいた。午後は、疲れて何もできなかった。午後7時半から、銭太鼓の練習。16日に福井市の木田神社の春季大祭に招待されたからだ。みんなで頑張りたいと思う。)

 
 

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