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新聞スクラップ

27 12月

全部揃えた新聞連載小説『親鸞-激動篇』
   私は、今でもスクラップが好きだ。いつかは何かの役に立つだろうといろんな分野でのスクラップをしている。そんな中で、今年1月1日より福井新聞で五木寛之氏の『親鸞-激動篇』の連載が始まった。

  そこで私は、この新聞小説『親鸞-激動篇』をスクラップすることを決めた。このような有名な作家の新聞小説は、後日、単行本になるとは考えたが、新聞のように1回分ごとに挿絵が付くことはないだろうと考えてスクラップを始めた。

   数日まとめて切り取るために、新聞が見当たらない場合もあり苦労した。また、あっという間に数日が経ってしまい、何枚も切り取らなければならなかった。

   休刊日を除く毎日の連載だったが、12月11日336回を持って最終回となった。この小説は、親鸞が流罪先の越後から常陸の国へ移住し、関東で教えを広めていく日々が描かれ、京都に戻ろうと決意するところで終わっている。

   我が家の宗教も浄土真宗で、幼い頃から村にある道場で様々な宗教的活動に参加してきた。また。今から数十年前は、村の道場は宗教の場であり、村の文化センターでもあった。無声の巡回映画もこの道場で上映された。

1月1日から12月11日まで全336回の新聞小説『親鸞-激動篇』。中央左は初回、中央右は最終回の切り抜き。

   そんな中で、親鸞聖人の名は何度となく聞き、その活動の一端は説教などで聴いてきたがなかなか理解しがたいものがあった。

  私は家にいる限り毎朝仏壇にお参りし、同時に先祖への想いを新たにしている。仏間には、早くなくなった両親の写真もあり、毎朝欠かさず挨拶している。

  そんな中での、『親鸞-激動篇』の連載である。迷わずスクラップをすることにした。しかし、こうしたスクラップは私だけではない。インターネットでそのことを知った。

  物質文明が行き詰まり、自分さえよければ、自分の国さえよければという時代は終わりを告げようとしている。今や世界は混沌としている。物欲だけでは満足な人生を送れない事は、みんな知っているはずなのに、相変わらず物や金を追いかけているように思えてならない。

  情報には表裏があり、特に為政者は表の情報しか出さない。原発事故の報告書でもそのことがよく分かる。民主党は分裂気味になってきた。そんな中で、大阪市役所は活気があるように見える。さて、どうなる事やら。

(日記 朝一番に餅つき。その後、餅米を精米するために、ホームセンターへ。そして、年賀状を100枚追加購入。枚数を減らそうとしたが簡単ではない。昨日と今日の二日で年賀状を書き終えた。ミニコメントを付け加えて。夜、今日2回目の餅つき。)

 
4 Comments

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  1. 櫻井

    2013年8月12日 at 1:13 AM

    はじめまして。
    親鸞(完結編)のスクラップの仕方を検索して辿り着きました。
    仕事が忙しい時などはあっという間に数日が過ぎてしまい、まとめて切り取ることなどは共感しました(笑)
    残念ながら私は4月に東京から石川県に引っ越して来ましたので、北國新聞を購読し始めたのは既に完結編より前のシリーズが終わってしまった後でした。
    それでも完結編だけは!と毎日楽しみに読んでいます。
    やまさんも今は完結編をスクラップされているのでしょうか?(*´艸`*)

     
  2. Norio Yama

    2013年8月12日 at 7:47 PM

     コメントありがとうございました。今も、完結編を全てスクラップしています。実を言いますと、私は今、かつての同僚のすすめで『親鸞聖人物語』の紙芝居を作っています。頭の中でだいたいのストーリーを考え、すでに9割以上の絵を描き終えました。五木先生の『親鸞』は、これまで調べた親鸞像とはかなり異なっていると感じています。私の紙芝居に反映させることはかなり難しそうです。
     昨日まで忙しかったので、ちょうど今日から脚本に取りかかっています。今月の22日(高齢者サロン)の初演を目指しています。親鸞聖人の生涯は、お寺でよく聞かせていただきますが、ほとんど全体像が理解できません。そこで、何も知らない私が自分の納得のいく親鸞聖人の生涯を紙芝居できないかと考えて、今年の1月より紙芝居化に着手しました。前置きとして、仏教伝来あたりから話を始めなければならないと勝手に考えています。仏教伝来後、聖徳太子が登場し、親鸞の生涯に様々な影響を与えていると考えているからです。初演での高齢者の皆さんの反応を楽しみにしています。

     
  3. 櫻井

    2013年8月15日 at 4:45 AM

    おはようございます。

    親鸞については次郎物語を読んだことがきっかけで、つい最近になってようやく少し勉強しただけなので、是非紙芝居を拝見させて頂きたかったです!高齢の方向けとは残念…年齢を問わない場でも御披露したらいかがでしょうか?(と、言うのは簡単ですが…(笑)ちなみに私は20代です)

     
  4. Norio Yama

    2013年8月15日 at 5:53 PM

    コメント、ありがとうございます。知人(房守)から、大人の絵本シリーズ『親鸞』を紹介されました。これなら、紙芝居にできるなと甘く考えていました。絵は、9割方描き終えました。しかし、親鸞聖人に対する理解が定まっていません。最初は高齢者対象に演じますが、若い人の前でも演じられればと思っています。とにかく、一週間後には完成させなければなりません。今、産みの苦しみを味わっています。