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Archive for 12月 28th, 2011

東西政治合戦

28 12月

東京では
   今日は、年末大掃除の一環として、我が家のワゴン車と軽トラックの洗車と室内清掃。その間、ラジオを聴いていたが、定時のニュースになるたびに、民主党議員の離党問題が放送されていた。 「来るべき日が来た」ということで、私は別に驚かなかった。むしろ遅いくらいだろう。政治屋の皆さんは、次の選挙を視野に入れておられることだろう。

  野田首相が目指す消費税増税などに反発する民主党の内山衆院議員ら9人が28日午前、国会内で樽床幹事長代行に離党届を提出したのだ。そして、すでに党除籍(除名)となっている松木衆院議員と新年早々新党結成に向けて連携する意向のようだ。

   野田政権にとって大きな打撃となる。党執行部は離党をとどまるよう慰留に務める方針とのことだが、決意は固そうだ。若手議員たちは来年に衆院選が行われるのを見越して既存の政党にいるよりも、当選の確率が高いとみたのだろう。

 消費税増税にこだわる野田佳彦首相の下よりも生き残る確率は高いと、党を見限ったと言えそうだ。来年には民主党が空中分解する可能性も出てきた。その際、どこと連携するかが一番の問題だ。小沢氏の動向も注目される。

  東京都の石原知事の動きも気に掛かる。東京都知事で一生を終わるのか、それともラストチャンスで再び国政に復帰するのか、全くの夢物語ではなかろう。それにしても、野田政権、並びに民主党の前途は多難だ。

大阪では
   一方、大阪ではダブル選で当選した大阪市の橋下徹市長が、午後、就任後初めてとなる市議会本会議に臨み、施政方針演説を行った。そして、いつもの橋下節を披露した。

   「大阪市民の意向を受け、私は大阪に新しい自治の仕組みを作り、大阪から日本を変えていくことに取り組みます。……。まずは広域行政にあたる大阪府と基礎行政にあたる大阪市の役割分担を明確にします。そして、民間でできることは民間に任せます。」と持論を展開した。

   こちらは、東京都は逆に自信満々の船出である。方や支持率を下げ続けている野田政権、方やダブル選圧勝の橋下大阪維新の会代表。国民の注目は東京と大阪に集まる。特に大阪市議会では傍聴席は満員とのことだった。

 「これまでは市民、府民不在の不毛な縄張り争いで大阪のパワーが分断されてきました。……。アジアとの競争に向かう今、大阪のパワーを分断させてはいけません。これが私の危機感です。私に与えられた使命は大阪を再生させることです。明治、大正、昭和と続いてきた府市100年戦争に松井一郎大阪府知事とともに終止符を打ちます。」

  市民、府民の民意をバックにした橋下氏の方が現時点でははるかに勢いがある。何かをしてくれそうな期待感がある。何かを変えてくれそうな期待感がある。次々と改革を進めている。大阪市役所は御用納めどころではなさそうだ。

  それに対して、米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた環境影響評価書を運送屋に提出させようとした現政権は沖縄県民の怒りを買っている。沖縄県民ならずとも早朝の政府の“奇襲”に怒りは頂点に達しているようだ。

  この先、日本はどこへ向かうのだろうか。私には、政界再編は避けて通れないように思われる。そして、一地方であるはずの橋下大阪市長の動向は国政に大きな影響を与えそうな予感がする。支持率の上昇と下降の差だろうか。

玄関前で除雪機の試運転。あれこれ操作しなければならず、結構難しかった。

(日記 朝一に今年購入した除雪機の試運転。運転は、簡単そうで意外と難しい。前進後退とその速度調整。除雪(回転)部分の角度調整、雪を飛ばす方向と角度調整。これらを常時に設定するのは結構頭を使う。30分ほど動かして少し慣れた。その後、2台の車の洗車と室内清掃。午後2時頃までかかった。遅い昼食をとり、子ども太鼓の楽譜(冊子)を完成させて保護者に渡した。CDと共に使えば親子で自主練習も出来る。帰宅してからは、自作童話の紙芝居作り。また、午後、横浜の孫達に正月の餅などを郵送した。)