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里芋作り終盤戦

07 10月

里芋作りに初挑戦
   今春から「農事組合法人かたせ」から里芋や生姜を作るために里芋専用の畝を2列借りることにした。種は家内の実家の平泉寺からもらい、周囲の人の指導を受けながら初めて里芋作りに挑戦した。

   最初の作業は、里芋の種を植えることだった。これは専用の道具を使い、黒マルチに穴を開けて種芋を放り込み、上から土をかけるだけだった。その後、マルチの一方をめくり化成肥料を追肥。

  後は、次々と生えてくる里芋の軸を切り取る作業が何度か続いた。そして、9月中旬に試し掘り。商品にするのではないので自分としては、自家用と親類や子ども達に配る分があればそれで十分だ。

掘り取った里芋の修理をする家内。

  今年は、春までたくさんの里芋を食べることができる。我が片瀬地区の3大作物である“芋と生姜と旨い米”を自分で栽培したり、生産に関わることができてよかったと思っている。

   昨年創作した『片瀬豊年ばやし』もこの3大作物については、しっかりと歌詞に入れた。先日も、三室祭りで『片瀬豊年ばやし』発表の際、我々の着ていた法被の襟に書かれた「芋と生姜と旨い米」の文字を見て、年配の方が「昔から片瀬の生姜はよく知られていましたね」と話しかけてきた。

  今のうちに、これらについては、大いに宣伝したいと思う。そのためには、私自身が作ってみなければということで、畝を借りて里芋(初体験)と生姜(毎年少量は作っていた)をたくさん作ってみたが、一応満足できるレベルであったと思っている。

 自信を持って人にも話せる。芋と生姜は、私の大好きな作物でもある。この里芋だが、掘り取るときは、それなりに苦労するが、親芋に小芋がたくさん付いているのを一つずつ取り外す作業はとても楽しい。収穫の喜びを感ずることができるからだ。

   芋を洗うのは苦労するが、少量なら桶を使って手動で洗えばよい。今日はかなりたくさんあったので家内の実家の「芋洗い機」を借りて洗った。これなら芋洗いも苦にならない。昔と比べると何でも機械化しているものだと感心する。

家内の実家の「里芋洗い機」のおかげで土の付いた里芋はきれいになった。

   実りの秋、収穫の秋を感ずることができた一日だった。そして、すでに来年の作業は始まっている。里芋を植える畝には糠を撒き、畝の形を整えた。数日中には黒マルチをして、雑草の生えるのを防ぎたい。土との生活は本当に楽しいものだ。

(日記 午前中、パソコンの不具合を息子の友達のY君に直してもらった。感謝、感謝である。その後、家内と二人で里芋掘り。里芋畑には常に誰かがいる。そして、会話を楽しんだり、苗を分けてもらったり、作物の育て方を教えてもらったりできる。法人の貸し出しでいる集団栽培地は、毎年あちことへ移動するので作物栽培の最大の敵である連作障害を防ぐことができるだけではなく、楽しい出会いの場にもなっている。畑にいるNさんから生姜の煮物をもらった。また、里芋の保存法も教えてもらった。自分勝手にやっていたら、こうしたこともよほど前向きでないと学べない。集団農場はとても楽しい。その後、家内の実家の平泉寺で芋洗い機を借りた。とても便利な機械だった。帰宅してから、和太鼓の練習用CD作り。11月6日には市民の皆さんに我が『越前勝山春駒太鼓』の新しいところを見せたい。)

 
 

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