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Archive for 10月 8th, 2011

日進月歩の世界

08 10月

技術の進歩についていけない
   パソコンや携帯など電子機器の進歩はすさまじい。ソフトを買っても、マスターしないうちに次の新しいバージョンが出てくる。おそらくそれぞれのソフトの何十分の一も活用していないように思う。

  しかし、新しいバージョンが出るとほしくなる。そして、次々と購入してきたが、今は無理だと分かるので、あきらめている。パソコンで困るのは、パソコンが動作しないときだ。

   こんな時、パソコンはただの箱でしかない。ここであきらめたら二度とそのソフトは使えないであろう。マラソンで言えば、走るのを止めたようなものだ。順位はどうであれ前へ進んでいかなければならない。

  こんな時、私には強力な助っ人がいる。今日も、北谷町に住む息子の友人のY君に「ソフトをインストールすること」と「新しく購入したウインドシ・ンセサイザーを正常に起動させること」をお願いした。

   ウインド・シンセの方は、デスクトップパソコンでは正常に起動するが、ノートパソコンではどうしても起動しないのだ。来週のOB会の演奏で使用するつもり購入したが、最近あきらめていたものだ。

   彼は、事務所のデスクトップパソコンとノートパソコンにソフトをインストールしてくれた後、いとも簡単にウインドシンセが正常に起動するようにしてくれた。

   他の人たちは、パソコンが起動しなくなったときどうするのだろうか。もっとも、私の周囲にいる同年代の人の多くは、インターネットもしていないようであるが。これから先、情報格差はますます広がるであろう。

   パソコンドクターが必要な時代が来たように思う。パソコンなどのデジタル系の機器は正常に動作しないときは、素人にはどうしようもなく、泣きたい気持ちになる。

  今、私は、パソコンで歌作りをやっているが、映像編集もしたいし、絵ももっと描きたいと思う。機器はどんどん発達して何でもできるようになってきているが、その前に立ちはだかるのは、それらを使用する能力だ。技術と言ってもいいかもしれない。

  今日、彼は私に新しい描画ペン(ソフト)をん紹介してくれた。「絶対にほしくなりますよ。」と前置きして、インターネットで近々発売されるその品物を見せてくれた。

  簡単に言えば、特殊なペンを使って白い紙に絵や文字をかけばそれがそのままスキャナーなどを使わず、パソコンに取り込めるのだ。パソコンを持ち歩かなくても、手帳や白い紙に自由にスケッチを描けば、それが帰宅してからでもそのままパソコンに取り込めることになる。

  これだけもすごいが、例えば「人物のいる風景」を描きたい場合には、見た目には一枚の絵でも、背景と人物を分離できるのだ。さらに手前にものがあれば、それも別の画面にできるのだ。これはパソコンで絵を描く者なら誰でもうれしくなる機能だ。

   まだまだこの方面は進歩を続けるだろう。しかし、そうした機器やソフトに無縁の人とそれらを使いこなす者の間ではどんどん格差が広がっていくように思われる。私もどちらかと言えば、取り残されるグループになっていきそうだ。

  それにしても、アップル創業のスティーブ・ジョブズ氏の発想のすばらしさには驚嘆するものがある。機械的にはアイフィオーンやアイパッド等は日本でも簡単に作れるが、そのアイディアは日本人の及ばない独創的なもので簡単には作れない。

(日記 午前中、部屋の清掃。午後、お寺さんと役僧さんが報恩講参りで我が家にやってこられた。昔は各家庭で行われていた報恩講さんも今や各家庭で行われなくなった。午後4時より親子太鼓教室。子どもの主力は、保育園の年長組と小学1年生だがかなり上手になってきた。次回の練習にはユニフォームを考えなくてはならない。30年前、自分の子ども達が和太鼓を始めた頃のことを思い出す。)