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大震災から一ヶ月

11 4月

「想定外」の大震災
  “想定外”の大震災が起こって一ヶ月が経過した。“想定外”ということを理由にして確かな方向性を出せない政府にいらだちを感ずる人も少なくない、

  こうした中で、新しい旅立ちを始めた人、全く将来が見えず路頭に迷っている人、家族が行方不明で意識が将来に向かない人、いろんな人がおられる。

  外野席では何とでも言えるが、当事者は必死だ。今後、どのような方針の下に、まちを再生させるのだろうか。国民の知恵を集めてこの難局を乗り越えてほしい。

  今回の大震災で直接被害に遭わなかった人たちの頭から、少しずつこの大震災が忘れられようとしてはいないのだろうか。

  今問われるのは、政治家のリーダーシップではないのか。昨日の統一地方選挙では、新たな議員や首長が誕生した。県民、市民が信頼のもてる政治を行ってもらいたい。

  訳のわからない増税は、受け入れがたいが、復興に限定した増税なら敢えてこれを受け入れたい。政府に、国家に信頼感のある国ではかなり高率の税がかけられても、国民はこれを納得して受け入れているようだ。北欧などには多い。

  残念ながら、我が国では、それだけの信頼感がないので、安易な増税は国民の支持を得られないだろう。増税しても、政治家や公務員が無駄遣いをしてしまうのではないかと思っている人は少なくない。

  政府には、一日も早く、復興の道筋を被災者や国民に示し、行動を起こしてもらいたい。不自由な避難所暮らしの人の中から今後病気になる人が増えるかもしれない。我慢の限界を超えている人も少なくない。

  無期限に頑張ることは、よほどタフな人でなければ不可能だろう。いつまで頑張れと言うなら、まだ我慢もできよう。

  中でも、制御不能の原発を先ずどうにかしなければ、復興はまだまだ先のことになる。なんと脆弱なシステムなのか。こんな不安定なエネルギーを使って私たちは生活しているのかと思うと、不安になる。

  今回の災害と事故は、我が国が未だかつて経験したことのない大惨事だ。前例なき大惨事だ。従って、これらに対する対応も、前例なき大英断をもって対処しなければならないだろう。

(日記:午前、午後共に、オカリナ教室の教室の教材作り。夕方7時半よりオカリナ教室。今日、新しい受講者が増えた。20歳代から70歳代まで幅が広い。レベルの差も大きい。みんなが満足するように教室を運営することは簡単ではない。)

7きぃうおざいづくり。通

 
 

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