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Archive for 4月 14th, 2011

法人の畑で初仕事

14 4月

里芋植え付けは初体験
  今日は、生まれて初めての里芋を植え付ける日だ。私たちの借りた法人の田んぼの南側には勝山城博物館があり、北側には越前大仏が見える場所にある。また、法人の農舎の近くでもある。

  午前8時に農事法人の理事長のNさんに、里芋を植え付ける穴を掘る器具を借り受け、里芋の植え付けの方法も教えてもらった。

快晴の中で里芋の植え付け。穴開け器具に足をかけて力を入れるとほどよい穴が開く。この中に種芋を入れて土をかければ植え付けは終わる。

  午前9時頃から、家内と二人で、先ず器具で黒マルチの上から穴を開け、種芋を穴の中に入れ土で覆った。里芋は、30mの長さがある一畝に植えるつもりで作業を始めた。

  家内の実家の平泉寺からいただいた種芋が少し余ったので、もう一畝にも里芋を植えた。腰の痛い作業でもあった。しかし、誰からも急かせられることがないので、休憩しながら作業を続けた。

畑の南側には勝山城博物館が見え(左)、北側には法人の農舎があり、越前大仏が見える(右)。

  里芋の植え付けの後、ショウガを植える場所を作った。油かす、燻炭(焼いた籾殻)などを入れ、耕した。注文したショウガの種は5月にならなければ入手できないが、準備だけは今のうちにと思って耕した。

  里芋以外の一畝の半分はショウガで残りの一部は里芋、そして、さらに残った部分にヤーコンを植えた。種は、家内が友人に「ヤーコンの種芋ある?」とメールしたところ、「あるから今すぐ取りに来て」とのことで、急に植えることにしたものだ。

  借り受けた法人の田んぼに植えた作物は、植え付けると収穫まで時々面倒を見るだけで作業量はそんなに多くないと思っている。

  作業中、この集団農地にいろんな人がやってきて作業を行っている。そうした人たちと話す機会があることはうれしいものだ。知らないことを聞くと、誰もが丁寧に教えてくれる。

  今年は、自分の家庭菜園と借り受けた里芋やショウガの畑があるので、土に親しむ機会が増えた。自然を相手に楽しみながら、野菜作りを行いたいと思っている。

(日記:午前中、里芋の植え付けを行い、ショウガを植えるための畑を耕した。また、ヤーコンを植えた。午後は、事務所で「数学のホームページ」作り。今日も完全な晴耕雨パソだ。宮城県塩竃市野友人から決意のはがきが来た。災害1ヶ月後の4月11日付のはがきには、身内に犠牲者がいることなどが書かれており、最後には、「……。東北はきっと立ち直ります。1ヶ月を機に、復興に全力を尽くすことを誓い、お礼の言葉と致します。」と、書かれていた。私も、何かできることをしたいという気持ちが強くなった。)