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(7+5)音で夢を紡ぐ

01 3月

どうしても抜けられない日本調
  先日、平尾正晃さんの番組をテレビで見てから、私も、下手ながら毎日メロディーを作ることにしている。しかし、日本調から抜け出せないでいる。

  考えてみれば、音楽はドレミファソラシんお7音と、ドとレ、レとミ、ファとソ、ソとラ、ラとシの間にある5音でできている。この12音が繰り返されているだけだ。

  これで、日本調の演歌や民謡、ロック、ジャス、シャンソン、タンゴ……、といろんな音楽が生まれるのだ。毎日、脱演歌的なメロディー作りを目指しているが、なかなかうまくいかない。

  「うまくいかない」のも無理のないことだ。小学校・中学校時代からかなり長い間、日本野音楽を聴き続けたからだ。若かったある時期、プレスリーやポールアンカ、ビートルズ、と海外の歌手の歌を聴いた時代があった。

  また、ハワイアン、ロック、ラテン、ウェスターンなどに興味を持ち、バンド活動を行った時期もある。しかし、いざメロデーを作るとなると、どうしても日本調になってしまう。

  それでも、何とか新しいメロディーができないかと苦労している。でもこの苦労は楽しみでもあるのだ。おそらく脳は一生懸命に活動していることだろう。

  いつの場合でも、「産みの苦しみ」はあるもの。それを乗り越えて自分なりに気に入ったメロディーができればもうけものだ。昼と夜、二つのメロディーを考えた。

(日記:朝は遅く始動。事務所で『数学のホームページ』作り。2時近くまで作業を続けた。昼食後、メロディー作り。コンピュータミュージックの勉強。新しいハードとソフトについていくのは本当に大変だ。ここであきらめてはなんにもならない。夜、『てっぱん』を見る。)

 
 

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