RSS
 

Archive for 3月 8th, 2011

オールジャパンでやれないのか?

08 3月

大切なのは何?
  昨年の退職以後、テレビでニュースを見たり、ラジオを聴くことが多くなった。国会討論なども見るようになった。しかし、いつも悲しくなることが多い。

  野党は与党の政策に対して、ほとんどの場合、非難するだけである。相手の弱点を責め立てるだけである。これでは、日本の信頼は得られないであろう。

 この苦難の時に、知恵を寄せ集めて“オールジャパン”でよりよい政策を立案できないのか。壮大な無駄を行っているように思われる。

  年金の問題では、大臣を辞めさせることだけに集中しているように思われる。これでは、与野党が入れ替わったら、この逆になるだけであろう。非難の応酬ではどうしようもない。

元々、同じ政党の中でも意見の異なることは少なくないと思う。まして、野党とは意見が異なるのは当たり前である。意見の異なった部分を各政党間でよく議論し、最も良い方向にまとめていくことはできないのだろうか。

  もはや、国民不在で自分さえ良ければという狭い了見の政治家が多すぎるように思われる。年金問題でも、担当の厚労省が頭をひねり、各政党が知恵を寄せ合い、議論を尽くして、国民の納得できる方向へ進めることができないのだろうか。

  責任者を追求しているだけでは、この問題は解決できないのではないか。国のことを考えるよりも、自分のこと、自分の党のことしか考えられないようでは、政治不信は高まるばかりであろう。

  信頼できない者が考えた政策を支持できるだろうか。国民の6割が支持政党なしという政治不信の中で、これから先、日本はどこへ向かっていくのだろうか。

  増税なんてとんでもないと思う人も少なくないであろう。日本よりもはるかに、税の高い国があるが、政府を信頼しているからできることだろう。

  コメンテーターの意見を待つまでもなく、“オールジャパン”でこの難局を乗り越えてほしい。今や、政治不信はピークに達しているように思われる。

  私たち自身も、政治に関心を持ち、誰が、どの党が日本をよりよく導いていくのかをよく考え、来るべき選挙には、自分の貴重な一票を行使しなければならないと思う。

 今の政治にどんなに不満があっても、今の政治家は、全て私たち国民が選んだのだということを忘れてはならないと思う。そのためにも、政治に関心を持たなければならない。 

(日記:午前中、ハワイアンの練習用バンドカラオケをつくる。ハワイアンギターを練習するためのものだ。午前10時過ぎに事務所へ行き、『数学のホームページ』づくり。事務所で昼食をとり、午後も作業を継続。時々、ギターの練習、メロディー作りなどを行う。家内は、終日事務所で人形作り。)