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選択音楽授業『和太鼓』最終日

07 3月

自分との戦い
   昨年、春のことだった。退職記念の旅行で九州へ向かった。霧島神社あたりを通過しているとき、勝山市から電話が入った。「生徒達に和太鼓を教えてもらえないだろうか」という北部中学校のS校長から携帯に電話があった。

  「講師などはしない」と決めていたが、和太鼓であることと週一回ということで引き受けることにした。授業に参加するのは、中学3年生女子16名。これまで、たくさんの子供達に和太鼓を教えてきた。

北部中学校音楽室での最後の和太鼓授業。

  地元の子供達はもちろんのこと、勝山高校、福井農林高校、県立盲学校、九頭竜ワークショップの入所者と職員、遅羽の子供やその保護者、北郷の子供達、……。そして、一般企業の大人達の余興としても教えてきた。

  しかし、学校の授業としては初めてであった。子供達は、初めてにしては、予想よりはリズム感があった。しかし、和太鼓はリズム感がよければいいというものではない。

制作中のアンパンマン一家

  リズムとフォームが一体になっていなければならない。手を伸ばす、体重を移動する、視線、リズム、強弱など、いろんなものが一つになり、打ち手のすべてが心を一つにしたとき聴く者に感動を与えることができるのだ。

  しかし、中学生達の多くは、しっかり手足を伸ばすなど、フォームをよくすることは苦手だった。このあたりを十分指導できなかったのは、指導者としては、残念だった。

  どうしても、羞恥心を捨てられないのだ。「太鼓教えるのではない。」、「和太鼓教えるのだ。」そんな気持ちで1年が過ぎた。そして今日は最終日だ。授業50分のうち、最近練習していた「昇竜」を、そして、残りの10分間は最後のメッセージを伝えた。

贈ることば
  中学生達に次の言葉を贈った。

  ・知恵無限
  ・DREAM & ACTION
  ・毎日パワー
   そして、
  あかおやま(挨拶・感謝・思いやり・約束を守る・マナー向上)

ノートパソコンで孫達とスカイプ(テレビ電話)

 (日記:午前中、事務所で『数学のホームページ』づくり。午後、北部中学校で今年度最後の和太鼓指導。その後、事務所でホームページ作業を継続。家内は、アンパンマンのキャラクター作り。果たして、幼児達は喜んでくれるだろうか。時々、ハワイアンギターの練習とメロディー作り。
  夜、孫達とスカイプ。レオタードに着替えて新体操や歌を披露してくれた。)

 
 

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