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さがし物

06 3月

人生のかなりの部分が「さがしもの」
  私は“断捨離”の逆の人生を歩んでいるように思える。モノに愛着が強く、モノを見ると、「いつか何かの役に立つのではないか」と思ってしまい、捨てられずにいる。

  モノが多いために、どこへしまっておいたのか、忘れてしまって、さがすのに苦労をする。人生のかなりの時間を「ものさがし」に費やしているように思われる。時間の無駄だ。

  ここ数日間、さがしていたモノは、「ハワイアンギターのスティールバー(金属棒)とピック」だ。これがないと、楽器があってアンプがあっても演奏のしようがない。必死にさがしたが見つからない。

  ハワイアンギターは事務所にセットしてあって、スイッチさえ入れれば演奏できる状態にしてある。アンプもフットペダルもエフェクターも全て接続してあるのだ。「どこへ行ってしまったのだろうか。」いくら捜しても見つからない。

  ほしいときに見つからないのでは、「ない」に等しい。自宅も含めて捜し回ったがどうしても見つからない。この頃は、置き場所を確認してモノを置かないと、見つからないことが多い。

事務所の机でアンパンマンキャラクターを作る家内。幼児の施設への慰問に役立つかと思っての作業だ。

  思い出すのにとても時間がかかる。ここ数日間、捜していたスティールバーなどがようやく見つかった。ネームランド用のテープやマニュアルを入れる箱の中のマニュアルの下に隠れていたのだ。用が済むと、適当なところへ置く癖がある。

 そのため、思い出せなくなるのだ。時間を無駄にしないためにも、日曜大工の道具や各種機器のマニュアル、パソコンソフトのマニュアル、様々な本などを整理して置かなければならないと思っている。

  保存しておいた大概のモノはほとんど使うことがない。捨ててもいいようなモノが多い。

  しかし、まれに、役立つことがあるのだ。例えば、ハワイアンの教則本や楽譜(編曲してあるモノ)などは、今も役立つことがある。

  本の裏表紙を見ると「’63.6.7」と書いてあった。48年前の本だ。昨日買ったハワイアンの本の著者は、私が48年ほど前に買った本の著者「佐藤 信」氏の次男の「佐藤 実」氏であった。

  そんな昔の本まで保存しているのだ。今日、その本を出して見てみた。今も役立つ部分が多い。こんなことを経験するとますます捨てられなくなる。

  一方では、整理するたびに、少しずつ捨てるモノがあると、気持ちよくなる自分がいる。何度かこのようなことを繰り返しているうちに、少しは整理ができるであろう。

(日記:午前中、『数学のホームページ』づくり。かにも、事務所で一緒に過ごした。今日は、二人で弁当を持って、この事務所へ来たのだ。ラジオを聞きながら二人でそれぞれの作業を続けた。夜『江』を1回分見る。その後、BSで歌を聴く。歌の作り方に感心する。)

 
 

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