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いつかどこかで役立つのでは……

03 3月

断捨離は苦行
  テレビなどで、 「モノ」のないがらんとした部屋を見ると、思わず「いいなあ」と思ってしまう。今日は、モノの整理をすると決めて、家内と二人で居間から掃除と片付けを始めた。

  毎回、整理をしたり掃除をする度に少しは捨てるモノが出てほっとするが、それでも、全量を減らすほどにはならない。モノを捨てることによってすかっとしたいのだが、簡単ではない。

今から46年前、大学の寮で描いた似顔絵。これよりも早い時期に描いた絵を本人に送ったら返事が来た。整理をしていると、こんなモノまで出てくる。

  モノを見ると「いつかどこかで役立つのでは……」と思ってしまう。そうすると、簡単には捨てられない。自分の将来のことを考えると、そうそうあれこれできる時間はない。

  だから、関係のなさそうなモノは捨てればいいのだが、これが簡単ではない。今のままでは、そんなに捨てられないだろう。根本的に考え直さなければならない。

  資料的なモノは、デジタル化して元になっているモノを捨てる、本は図書館にありそうなモノは捨てる……、今はそう考えている。しかし、ほかのモノは簡単ではない。

 特に、音楽関係のモノは簡単には捨てられない。中でも、楽譜はいつかどこかで何かの役に立つのではと思ってしまう。図書館でも簡単に閲覧できないからだ。

  こんなことを考えていたら、「断捨離」は夢のまた夢になってしまう。目には、見えないがパソコンの中にも膨大なデータがある。これも整理して、順次捨てていかなければならない。

 整理をしていると思わぬモノが出てくる。それらに目をやっていると、ついつい整理のペースが落ちてくる。心を鬼にしてこれからも捨てることにチャレンジしたい。

(日記:午前中、そして午後も4時過ぎまで部屋の整理整頓。その後、6時まで「メロディー作り」を行った。今日は最初から演歌に的を絞って作業を行った。曲先での作業だ。詞は後から考えればよいと思っている夜は、NHK大河ドラマ『江』の3回目を見る。)

 
 

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