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“非常事態”に備えるための“省”の設置

17 3月

非常事態に対応するために
  我が日本では、これからも、天災や人災で「非常事態」が起こるかもしれない。これらに対応するために、専門の「省」または「庁」があってもよいのではなかろうかと思う。 

  今回のような異常事態が発生した場合には、「非常事態省」のリーダーが、全体を掌握しながら人命救助を最優先に、医療チームや工作チームなどの特殊部隊と連携しながら、全体を指揮することができるのではないか。 

  また、情報収集チームは、現在とは全く異なる回線による情報網を確保し、直ちに、作戦本部に情報を送り、次の指示を出すために役立てるのだ。 

  今の携帯やインターネットは何もない穏やかなときしか使えない。先の福井大豪雨の時にも、机上で考えたの情報網はほとんど役立たなかった。 

  先ずは、情報収集をしながら人命救助を最優先させ、救助した人、避難すべき人、救急医療を要する人などを、選別し、直ちに行動に移す。 

  その後も、食料や医薬品、衛生品、日用品など救援物資の輸送を円滑にするための輸送路の確保を行う。当然、これらの車両が通行する道路を確保するために、交通規制を行うのだ。 

  また、これらの車両には、燃料を優先的に回し、いち早く災害に対処するのだ。また、避難所からの情報を常に入手し、何が必要かを把握して確保する。 

  このように、非常事態に対処するために、日頃から、訓練を行い、あらゆる場合を想定し、それなりの権限を持って迅速に対応しなければ救える命も救えない。 

  災害と言っても、自然災害からテロや伝染病、治安、サイバー攻撃など様々なものがあろうし、想定外のことも起こりうる可能性はある。誰かが専門的に、取り組まなければ救える命も救えない。 

  今回の「東北・関東大震災」から、いろんなこを学び、亡くなられた方々の無念さを思うとき,残された私たちは今回の大震災から多くを学び、次の世代へつなぐ責任があるのだ。 

  今の私たちが謳歌している平和な生活を少しは見直さなければならない。私たちは、際限のない欲望を少しは押さえ、限りある資源を有効に使いながら、少なくとも、無駄は省きながら生活しなければならないであろう。 

  それと同時に、地方の人たちが、食料、エネルギー、きれいな水や空気など様々なものを大都会の人たちに提供しているのだということを多くの人たちは認識したことだと思う。 

  また、このような非常事態の中で、詐欺が横行したり、自分さえよければと買い占めに走る人が多くいるのは悲しいことである。 

多くの国民に勇気を与えているアンパンマン(右)。左はおこわちゃん、中はみるくぼうや。

(日記:午前中、部屋の片付け。まだまだ、あまり使わないようなものがある。少しずつ整理して捨てたい。事務所近くの福井新聞勝山支局へ心ばかりの義援金を届けた。午後は、事務所で、ラジオを聴きながら「数学のホームページ」づくり。ラジオからは、震災情報やニュースの合間に、リスナーのメッセージも入る。そんな中で、「アンパンマンの歌に励まされた、感動した」という声が多かったと伝えていた。そして、今日も、アンパンマンの歌が流された。自分の身を削って人助けをす

卒園式のあった孫とウェブカムで対話。もうすぐ会える。

る姿が多くの人たちの心を打ったそうだ。また、避難している子ども達にも勇気を与えているとのことだった。歌の力は大きい。夜、横浜に住む孫とウェブカム。今日は幼稚園の卒園式だった。パソコンの前で卒園証書を受け取る様子を再現してくれた。息子の嫁によれば、横浜では豆腐や納豆、乾電池、トイレットペーパーなどかなりのものがないとのことだった。) 

「アンパンマンの歌」の歌詞
 http://takoweb.com/~mebi/text/2006/anpan.php

 
 

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