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キャパシティー

28 12月

人間の大きさ
  人間の大きさを何で測ることができるだろうか?私は思う。それは、相手を受け入れる度量の大きさではないだろうか。自分の持っていないものを誰からでも学ぼうとする謙虚さではないだろうか。

  ところが、政治家も含めて多くの人間は、相手を受け入れることが苦手のようだ。相手から、何かを吸収するのは苦手のようだ。特に、身近な人からのアドバイスはなかなか受け入れられないようだ。

  人は、他人のすばらしさを素直に認めることができるだろうか。同僚や、ライバルの意見を素直に認めることができるだろうか。他党のよいアイディアを認め、実行することができるだろうか。

  「自分が……、自分が……」と思っているうちは、できないだろう。リーダーと言われる人の人間の大きさは、部下を含めて自分以外の人間の意見を認め、それを実行できるかどうかで推し量ることができるように思われる。

  他者の意見に耳を傾け、そこから学び取ろうとする謙虚な態度を持つのは簡単なようで簡単ではない。これは、よほど人間ができていないとできないことだからだ。

  自分の考えより優れた意見やアイディアを取り入れ、それを実行することによって現状をよりよくすることは一見当然のように思うが、これは、かなりハードルの高いことだ。

  多くのことを「自分がやった」と自慢する人はこれまで数多く見てきた。相手の意見を非難することも多く見てきた。しかし、自分の非を認め、他者を賞賛することのできる人は少ない。

  結局、凝り固まった自分の意見しか信ずることができないリーダーはあまりにも多い。そして、肝心なところでは、他者に責任をなすりつけるようなリーダーは多い。最近のニュースや国会答弁を聞いているとつくづくそう思う。

 よいものをよいと素直に認めることのできる度量の大きさを持ちたいと思う。他者の良さを求め、これを賞賛できる人間になりたい。これは簡単ではない。もっと、もって謙虚になり、他者から学ぶことを忘れないでいたいと思う。

『数学ホームページ』に登場するこれまでのキャラクター(左3人)に加えて新たなキャラクター(右二人)を作成。

(日記:終日、事務所で数学のホームページづくり。今日から新しい部分を作り始めた。高校生のキャラクターを二人増やした。これだけでも結構時間がかかった。特に、絵が小さく、ピクセル数が少ないので、少しのことでも表情が変わり難しかった。夜は、孫達と夕食、.食卓が急に賑やかになった。末娘も帰省して我が家は急に賑やかになった。)

 
 

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