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ウェブカムで孫と対話

16 12月

隔世の感
  息子の嫁から「ウェブカムしましょう(パソコンでテレビ電話)」とメールがあった。パソコンを使って孫達と対話をするのだ。台所の食卓にノートパソコンを置くだけで、受話器も何もなくても孫達と対話ができるのだ。

  お互いの部屋にいるまま、自然に話すことができ、映像も送られてくるのだ。音楽に合わせて一緒に歌を歌ったり、遊技をすることもできるのだ。新体操を習っている孫は時々演技を見せてくれることもできる。

  幼稚園で発表した遊技の写真も見せてくれた。幼児用のピアノも弾いてくれた。横浜と勝山と離れてはいるが、帰省の話などもすることができた。

  昔なら、電話がやっとだった。私の若い頃は村には1カ所しか電話がなかった。自宅に電話をつけられるようになったときには本当にうれしかった。始めて携帯電話を見たとき、ただ対話ができるだけでも驚いた。

  その当時は、携帯電話がここまで発展するとは思っても見なかった。パソコンが携帯に、携帯がパソコンに接近してしまって、どちらがどちらかわからないくらいだ。

ウェブカムで孫達がいろんな表情を見せてくれた。一緒にいるような臨場感がある。

  ウェブカムによって表情を見ながら話をすることができるのはうれしいことだ。孫達とはいつでも気軽に話をすることができるのはありがたい。

  これから先、時代はどのように変化していくのだろうか。

  ただ、物事には必ずプラスの面とマイナスの面があると思っている。マイナス面の複合作用によって人間にとって予期せぬマイナス面が襲いかかってくることもある。車社会になって便利な部分がある反面、マイナスの面も計り知れない。

  テレビによってプラス面もあれば、これまたマイナス面も少なくない。パソコンしかりである。選択能力のない子供達に、様々なモノが洪水のように襲いかかり、成長に多大な影響をお呼びしている。人間を思わぬ方向に持って行きかねない。

  文明の進歩が人類の進歩につながらないもどかしさがある。どんどん人がモノとして扱われるようになるのではないか。人類は進歩から退歩に向かっているようにも思える。

(日記:午前中、温泉に入り、食事をしてゆっくり福井へ向かう。福井でショッピングをし、午後2時過ぎに帰宅した。午後3時より事務所で数学のホームページづくり。もう少しで一部公開できるところまで漕ぎ着けた。問題は、高校生にどう受け入れられるかだ。自信と不安が頭をよぎる。午後7時半より1時間あまり孫達とウェブカム。楽しい時間を持つことができた。)

 
 

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