今年も平泉寺地区で
平泉寺町の関係者から「今年も運動会で民謡を踊りたいので指導してください。」と依頼された。去年は初年度というので、小学校と公民館で指導し、さらに本番の運動会でもグランドの真ん中でマイクを持って指導した。
しかし、「今年は、本番は自分達地元のものでやります」ということで、小学校と公民館のみで指導することになった。私は、盆踊り復活を自分のライフワークの一つとしている。老若男女が一つのことに取り組める盆取りは取り組む価値があると思っている。
今の世の中、どこ野地区でも、住民の一人一人がばらばらになりかねない状況にある。テレビがあり、雑誌があり、車があり、集団で何かをする機会が激減している。こうした楽しさを味わうことなく成長して子ども達が成長して大人になったら、どんな世の中ができるだろうか。
今なら、仕事や冠婚葬祭で協力し合った経験者が60歳以上の人の中にはかなりいると思う。もしかしたら、各階各層が一つのことに取り組むことができるラストチャンスかもしれない(少し大袈裟か)。
今日は平泉寺小学校で、盆踊りを指導する日だ。午後3時から、体育館には、校長、教頭以下全職員と全校児童、そして地域の一部の人や公民館主事が集まった。指導する曲目は、2つ。
1曲は私の作った『勝ち山ほがらか音頭』で、もう1曲は民謡ではないが、氷川きよしの『ときめきのルンバ』だ。2曲目は、若者や子どもたちを意識している。昨年やっているので、約1時間内に全員が何とか踊れるようになった。
本番でも大きな輪になることを期待したい。少しずつだが、この輪を勝山全地区に広げられたらというのが、私の願いだ。簡単そうで難しいテーマだ。この輪が大きくなったら、エコノミーにもつながるだろうと信じている。
(日記 朝からずっと、『じいちゃんバンド』の楽譜書きとCDづくり。昨日まではオカリナだったが、今日は私たちのバンドの練習用のCDづくりと編曲だ。午後3時から平泉寺小学校で町民運動会のための踊りの練習。大きな輪になることを期待したい。平泉寺本村では、昨年から秋祭りに盆踊りが復活したのだ。そして、同じく昨年から町民運動会では町民が踊ることも決めたのだ。すばらしいことだ。平泉寺の数年後に期待したい。帰ってからも、もっぱら歌作り。)